過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
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2013/07/09(火) 23:52:15.37 ID:pV7ChZsi0
結果はオメガシークレット発動により美琴は手を出せなくなったのだが、初春ももう解けなくなってしまった。
もともとあれは開発者すらも発動してしまうと手を出せなくなる代物である。
スパコンを使っても二〇〇年はかかると言われるそれ。
オメガシークレットを使わざるを得ないところまで初春を追い詰めたというべきか、それによって美琴が撃退されたというべきか。
以下略
782
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/09(火) 23:53:36.43 ID:pV7ChZsi0
もともと二人は怪我人であるし、明日には戦いを控えているのでしっかりと休息を取らなければならない。
そういうわけなので、いい加減に戻ろうと自身の病室の近くまでやって来た。
冥土帰しが気を利かせてくれたのか、彼らの病室は一般病棟とは別の場所にある。
当然人の姿はなく、いるのはある程度の事情を知っている一部の医者の姿だけだ。
以下略
783
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/09(火) 23:54:13.14 ID:pV7ChZsi0
「いいのかよ?」
そう問うてくる垣根に、美琴は素直に答える。
「うん……。正直なとこ言えば、まだ複雑かな。
以下略
784
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/09(火) 23:55:00.57 ID:pV7ChZsi0
「あなたは……ていとくんですね、とミサカはネットワークから情報を取得します」
「その呼び方は流行らねえし流行らせねえって言っただろうが」
「まあまあ、落ち着きなさいよていとくん」
以下略
785
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/09(火) 23:55:43.77 ID:pV7ChZsi0
「むしろこっちからお願いしたいくらいよ。まあ日程はまだ分からないけどさ」
「では楽しみにしておきます。ていとくんも一緒に来ますか? とミサカは嫌々ながらもとりあえず誘ってみます」
「行かねえよ。つか本音駄々漏れなんだよクソが」
以下略
786
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/09(火) 23:56:19.47 ID:pV7ChZsi0
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787
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/09(火) 23:56:52.62 ID:pV7ChZsi0
事実美琴は一方通行に対し絶対的な憎悪と、殺意すら覚えていた。
殺意はともかく憎悪は今もないと言ったら嘘になる。
それでも、少なくとも今は、明日だけは同じ目的のために戦う者同士なのだ。
「楽しそうに話してたわね」
以下略
788
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/09(火) 23:57:27.09 ID:pV7ChZsi0
「なァ」
「何」
「どォして妹達は俺に話しかけてくる。自分たちを万殺したクソ野郎に、何で関わろォなンて思えるンだ」
以下略
789
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/09(火) 23:58:00.49 ID:pV7ChZsi0
「少なくとも、私にはそうは見えなかった。
あの子はあの子の考えでアンタとの交流を図った。
ならアンタはそれに応える義務がある」
はっきり言って、やはり理解できない。
以下略
790
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/09(火) 23:58:33.54 ID:pV7ChZsi0
一方通行は変わった。どんな意味合いであれ、確かに変わった。
今はもう妹達を殺そうなんて考えないし、そんなことをしようとする奴がいるなら叩きのめすだろう。
―――けれど。変わったから、何だというのだ?
たとえ一方通行が悔い改めて絵に描いたような聖人君子になったとしても。
以下略
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