過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
1- 20
883: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:03:32.10 ID:Ey27nqdF0
「まさかとは思いますが……」

相園が不気味な笑みと共に右手を振り上げる。

「あなた相手に私たちがこんな危機的状況を想定していなかった、なんて思っちゃいませんよねぇ?」
以下略



884: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:05:27.97 ID:Ey27nqdF0





以下略



885: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:07:36.42 ID:Ey27nqdF0
そして丁度切り替えが終わった頃に一方通行の攻撃が恋査の背中に届いた。
だがその攻撃は恋査にダメージを与えることはなかった。
その前に、背中から巨大な白い翼が六枚展開され、それが盾の役割を果たしたからだ。
『原子崩し』、『超電磁砲』に続いて今度は白い物質の生成。

以下略



886: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:08:29.10 ID:Ey27nqdF0
だというのに、明らかに唸り暴れる大気の塊は拮抗していなかった。
明らかに―――恋査ではなく、一方通行に制御されていた。
確認。恋査の使っている力と一方通行の力は同質であり同等だ。
全く同じ能力を使用しているのだから、そこに差など生まれるはずもない。
なのに。
以下略



887: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:10:27.49 ID:Ey27nqdF0
しかも『超電磁砲』を使う際などにはそれ以上の欠陥が存在する。
恋査はおそらく磁力操作ができない。いや、正確には可能ではあるが、使うわけにはいかないと言うべきか。
何故ならばそれは恋査自身のどうしようもない性質によるものだ。
即ち、彼女は全身が機械によるサイボーグであること。

以下略



888: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:11:37.89 ID:Ey27nqdF0
「……何だ?」

一方通行は疑問を抱く。今恋査が使用している能力は何なのだろうか。
第一位でも、第二位でも、第三位でも、第四位でも、第五位でもない。
だとするなら消去法的に第六位の能力ということになるのだが、果たして第六位の能力はあんなものだっただろうか。
以下略



889: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:16:23.89 ID:Ey27nqdF0
「オマエは複数の能力を同時に使えるわけじゃねェ。
能力の切り替えには俺が見たところ〇、七秒ほどのタイムラグが存在するよォだな。
そしてこれは致命的な隙だ。超能力者相手に〇、七秒もの隙を晒すってのは良くないぜ」

一方通行の考えた恋査の弱点、及び対処法。
以下略



890: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:17:20.08 ID:Ey27nqdF0
その声は一方通行の背後からかけられた。
いつの間にか後ろを取られた。反応、できなかった。
だがそれは超スピードではなく。

(空間移動……。……なるほどなァ。そォかそォか、全部飲み込めたぜ)
以下略



891: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:20:06.21 ID:Ey27nqdF0





以下略



892: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:21:39.21 ID:Ey27nqdF0
「痛ってえな」

突如粉塵を薙ぎ払って、目も眩むような白光が現れる。
白い超電磁砲のようなそれはあっさりとファイブオーバーを破壊し、スクラップにしてしまった。
科学技術の粋が爆発音と共に無へと帰す。
以下略



1002Res/821.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice