過去ログ - 【マジェプリ】もしもイズルが一週間いなかったら
1- 20
233: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/16(日) 07:34:08.03 ID:iyF509dp0





以下略



234: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/16(日) 07:36:06.75 ID:iyF509dp0
「…で、何を相談したいんだ?」

戸惑っているうちに、アサギがすっかり調子を戻して話を進める。
そうだった。相談…しよう。
すぐに思考を戻し、イズルはまた、口を開く。
以下略



235: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/16(日) 07:36:52.46 ID:iyF509dp0
「…俺たちも、恋だの好きだのって言われたってなぁ」

スルガが小さな声で呟く。
そうだ。彼らもまた、同じだった。
スルガだって、ナンパの先にあるモノを知らない。
以下略



236: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/16(日) 07:37:59.54 ID:iyF509dp0





以下略



237: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/16(日) 07:39:46.07 ID:iyF509dp0
イズルは俯く。
自分の気持ちは、結局どちらへ向いているんだろう。
愛情? 友情?
どちらが正しいんだろう?

以下略



238: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/16(日) 07:44:02.84 ID:iyF509dp0
いつもいつも、冷静で、毒舌で、でも、優しくて。
皆のこと、お母さんみたいに――お母さんは知らないけれど――面倒を見ようとしてる彼女の、隠そうとしてた弱さを知って。
それで――ヒーローは、こういう人を守るんだって思って。

いや、そうじゃないや。イズルは、一つ気付いた。
以下略



239: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/16(日) 07:44:53.78 ID:iyF509dp0





以下略



240: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/16(日) 07:45:55.98 ID:iyF509dp0
「…おはよう、イズル」

「うん、おはよう」

伝統的な朝の挨拶をしてから、イズルはケイに改めて向き合う。
以下略



241: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/16(日) 07:47:11.32 ID:iyF509dp0
「でも、それは違った。ケイは――ケイは言ってたよね? 自分の先が不安だって」

あれが始まりだったんだよ、とイズルは告げた。

「ケイって、皆を不安にさせないように怖いとか絶対に言おうとしないし、自分の不安を誰かに相談したりしないじゃない?」
以下略



242: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/16(日) 07:47:56.30 ID:iyF509dp0
「…ケイ?」

いつまでたっても何も返さないケイに、イズルはそっと近付く。
後はこの想いに対する彼女の声を聞かせてもらいたかった。

以下略



243: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/16(日) 07:48:40.94 ID:iyF509dp0





以下略



993Res/501.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice