過去ログ - 一護「…あ」 フレンダ「…え?」
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79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 00:20:27.52 ID:CWkcaF2p0
だから、仲間を裏切ってでも、生き延びなければならない
「ぁぁあああああぁあああ!」
手にした手榴弾を投げつける…
80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 00:22:59.36 ID:CWkcaF2p0
閃光が止んだのを見計らって、帽子を頭に戻す
麦野は、手で両目を抑えて、フラフラと足元がおぼつかない様子で立っていた
このまま遠距離で戦っても、私に勝ち目はない。今は隙だらけでも、相手は超能力者…もしもオートで特定の危険物を防げるのなら、ここで爆撃をしても無意味だろう…
81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 00:24:34.90 ID:CWkcaF2p0
「…お前、ヘタレだな」
苦笑した一護の表情が、そこで固まった
気付いたのだろう…私の身体が、溶けるように背景と一つとなっていっていることに
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2013/06/11(火) 00:25:49.26 ID:CWkcaF2p0
「黒崎…結局、私は、こんなところになんて来たくなかったわけよ」
「黒崎の顔なんて見たく無かったし、私の顔を見せたくも無かった…」
それは本当だ…私は酷い人間になっていたから。もう二度と、黒崎と顔を合わせたくなんてなかった
83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/11(火) 00:27:13.32 ID:pVVV8fh70
切ないな…
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2013/06/11(火) 00:27:38.71 ID:CWkcaF2p0
「えっと…初めましてってわけよ、黒崎さん…」
声に振り返ると、そこには綺麗な金の髪をした少女がいた
「ああ、転校生か…」
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2013/06/11(火) 00:29:45.94 ID:CWkcaF2p0
「喧嘩?…ってか、妹いたのかよ」
「うん…それで、仲直りの方法とか、教えてもらえないかな、って…」
「ああ、それで話し掛けてきたわけか…」
86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 00:31:35.03 ID:CWkcaF2p0
「転校…?」
「そう。今度、私達、転校することになってるわけで…」
「そっちかよ…」
87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 00:37:38.06 ID:CWkcaF2p0
「何だ、こっちだったのかよ…」
放課後…同じ方向に歩いていくセイヴェルンを見つけて声をかける
「気付かなかったの?私は結構黒崎のこと見つけてたけど…」
88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 00:39:48.00 ID:CWkcaF2p0
「…それで、一体何してるわけ、黒崎?」
「指輪探してるんだよ」
「…指輪?」
89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 00:43:12.25 ID:CWkcaF2p0
「ほら、あったぜ」
「うん…ありがとう」
道路に出てすぐ…小さな少女に指輪を渡す
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