過去ログ - 【オリジナル】夜の住人達
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125: ◆.g97gKoujg[sage saga]
2014/05/04(日) 00:09:17.87 ID:zd+RR8SO0

白髪頭に深い皺、麻の単の着物が堂に入っている……少し腰が曲がって杖をついているものの老人の貫禄は、この大屋敷に相応しいものがあった。

 
 「え、はい……あっ、すいません! その……勝手に入って……」
以下略



126: ◆.g97gKoujg[sage saga]
2014/05/04(日) 00:15:38.90 ID:zd+RR8SO0

 「吾妻(あづま)です。どうぞ良しなに」

 「比良坂凉一(ひらさか りょういち)です……あの、御館様ってマリアベル……さまの事ですよね?」

以下略



127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/05/18(日) 08:32:27.58 ID:ywiEHcvO0
ふむ


128: ◆.g97gKoujg[sage saga]
2014/05/29(木) 12:47:16.26 ID:XxNTUaYr0

ひとしきり話終えた吾妻は杖を手に立ち上がった。

 
 「年寄りの長話に付き合わせてしまいましたな。お出かけするのでしょう?」
以下略



129: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2014/05/29(木) 22:39:36.17 ID:AYh6U4af0

 「……行かせて宜しかったのですかな?」

 「良くはないな……」

以下略



130: ◆.g97gKoujg[sage saga]
2014/05/29(木) 23:12:19.21 ID:AYh6U4af0


 吾妻屋敷の外には視界一面の田園風景が広がっていた。
風に運ばれた業雲が月の光を遮り、辺りには雨を呼んでいるかのような蛙の群唱が鳴り止まない。

以下略



131: ◆.g97gKoujg[sage saga]
2014/06/16(月) 00:35:32.76 ID:J7A8yhom0

 夜の田園地帯を進む凉一は、湿った風に雨の匂いを感じた。

 「……降るかもしれないな」

以下略



132: ◆.g97gKoujg[sage saga]
2014/06/16(月) 01:06:40.83 ID:J7A8yhom0

凉一は目を凝らし耳を澄まして前方の気配を探ると、何者かの足音が聞こえる。
次第に近付くそれは、ついに目の前に現れた。


以下略



133:>>132ちょっと訂正 ◆.g97gKoujg[sage saga]
2014/06/16(月) 01:10:36.69 ID:J7A8yhom0

凉一は目を凝らし耳を澄まして前方の気配を探ると、何者かの足音が聞こえる。
次第に近付くそれは、ついに目の前に現れた。


以下略



134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/06/20(金) 10:59:50.68 ID:3EQzu3tF0
突然ですが宣伝です!
>>1が謝罪するまで続けます!
文句があればこのスレまで!

加蓮「サイレントヒルで待っているから。」
以下略



135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/20(日) 16:36:39.63 ID:zYO7ro1M0
まってるよ保守


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