31: ◆.g97gKoujg[saga]
2013/06/30(日) 23:12:03.67 ID:mP8pxMhw0
キリコは頭の中で状況を整理した。
恭兵は退くつもりはないらしい。完全に頭に血が上っているようだ。確かに月が満ちた夜は人狼の血を引く(四分の一だが)彼の能力を最大限に引き出すだろう……しかし、それは吸血鬼も同様だ。それも貴族種とくれば尚更だろう。
32: ◆.g97gKoujg[saga]
2013/06/30(日) 23:17:52.60 ID:mP8pxMhw0
茨木は恭兵の怒りに任せた攻撃をことごとく防ぎ、かわしていく。
「それなりに力を持っているようだが冷静さを欠いては無意味だな」
33: ◆.g97gKoujg[saga]
2013/06/30(日) 23:22:47.78 ID:mP8pxMhw0
茨木は恭兵の焦燥感を見てとった。
「もしかして人間以外と戦った事が無いのか?」
34: ◆.g97gKoujg[saga]
2013/06/30(日) 23:29:33.91 ID:mP8pxMhw0
後ろを振り返るとキリコが四五口径を構えていた。
恭兵は自分の右肩に鋭い傷みと熱い血が溢れ出すのを感じた。
35: ◆.g97gKoujg[saga]
2013/06/30(日) 23:39:11.38 ID:mP8pxMhw0
キリコは恭兵の首筋に手を当て生きている事を確認した後、梱包用の拘束バンドを取り出した。
「ありがとよ、正直殺されるものだと思っていた」
36: ◆.g97gKoujg[sage]
2013/06/30(日) 23:41:58.64 ID:mP8pxMhw0
続く。
戦闘描写は難しいですね。
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/02(火) 17:29:15.27 ID:rEdoqa4AO
乙
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/03(水) 10:47:29.35 ID:3riCGHUdo
期待!
39: ◆.g97gKoujg[saga]
2013/07/04(木) 23:17:25.24 ID:ONjpnU0t0
「御館様、帯と履き物を…」
「手早く頼む」
40: ◆.g97gKoujg[saga]
2013/07/04(木) 23:19:58.26 ID:ONjpnU0t0
自分の忠臣でもある茨木の手前冷酷な盟主を演じているが、もしも自分一人でこの状況に置かれていたら涙を溜めて狼狽(うろた)えていたことだろう。
「御館様、警察がやって来ます。もう、そろそろ……」
41: ◆.g97gKoujg[saga]
2013/07/04(木) 23:26:44.26 ID:ONjpnU0t0
ーーー
日暮れ近くまで降っていた雨は止み、望月が闇夜を晴らしていた。辺りは冷たい空気と雨上がり独特の匂いに包まれている。
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