過去ログ - リヴァイ「俺が何者なのかを証明しよう――この大物を釣ることによって」
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206:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/25(木) 01:33:38.61 ID:75vsR/OA0
リヴァイかっけージャン


207:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/04(日) 13:51:23.33 ID:39HQa1Zdo
最後の最後で更新が止まってる…


208:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/05(月) 23:06:52.29 ID:onjTWGp30

――――



以下略



209:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/05(月) 23:11:18.22 ID:onjTWGp30

「フゥー、フゥーッ……」

獣の巨人が動きを止める。荒げた鼻息は激しく、まだ興奮しているのは一目瞭然だった。
力任せに何度も何度も拳を振るっていたせいか、手首から先が折れ曲がり血を流している。高温の蒸気を発しながら、それがゆっくりと再生していった。
以下略



210:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/05(月) 23:14:31.91 ID:onjTWGp30

そう。
それ故に。

――獣の巨人は気付かない。
以下略



211:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/05(月) 23:16:41.60 ID:onjTWGp30

「……ウウン?」

背後から鼓膜に轟くような音が幾つも弾けたかと思った時には、巨躯に衝撃が走り、粘り気を含む液体が大量に全身を濡らしていた。

以下略



212:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/05(月) 23:17:44.45 ID:onjTWGp30

「オ……オォォォアアァァァアア!?」

本日二回目の驚愕が、獣の巨人から迸った。
二の腕から広がった業火は、瞬く間に全身へと広がっていく。
以下略



213:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/05(月) 23:22:30.72 ID:onjTWGp30

「――――――」

驚きに思考が停止した獣の巨人が、本能によって動き出そうとする。
生の本能。即ち――この場から逃げる、という選択だ。足を大きく上げて、踏み出そうとした時――地面の下から爆発音が響き、地響きが襲い掛かった。
以下略



214:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/05(月) 23:25:59.22 ID:onjTWGp30

落とし穴に嵌められた獣の巨人は、一重に表すと金縛りにあったように立ち竦んでいた。
まるで蛇に睨まれたカエルのように。

この状況があまりにも理解できないからこそ、陥った現象とでも言うべきだろうか。
以下略



215:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/05(月) 23:27:40.29 ID:onjTWGp30

「……イミガワカラナイ」

しかし獣の巨人がそれを知ることはない。仮に知ったところで後の祭り。
この世界は残酷で、分かり易いぐらい親切な世界だからだ。
以下略



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