過去ログ - [オリジナル]「好きなんて、言わなくたって」 
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1: ◆ts3X4E/NTE
2013/08/03(土) 19:05:32.13 ID:fLXGfeCp0

「君、クビね」

「え?」

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2: ◆ts3X4E/NTE
2013/08/03(土) 19:13:34.26 ID:fLXGfeCp0

「というのは冗談だよ」


「そんな凍りつく冗談はやめてくださいよ。社長......」
以下略



3: ◆ts3X4E/NTE
2013/08/03(土) 19:19:58.82 ID:fLXGfeCp0

「細かいことは気にするな、それに君には嫁がいるそうじゃないか」


「家族サービスしてきなさい」
以下略



4: ◆ts3X4E/NTE
2013/08/03(土) 19:35:02.16 ID:fLXGfeCp0

風そよぐ 故郷の山々に 朝日がのぼり


草木が輝き渡り 数多の命が 目覚める季節
以下略



5: ◆ts3X4E/NTE
2013/08/03(土) 19:50:43.64 ID:fLXGfeCp0

ーーーーーー

バスの傾きに身体をゆだねながら、私は闇夜に瞬く色とりどりの光の粒を
まるで好奇心旺盛な男児のように見つめていた。
以下略



6: ◆ts3X4E/NTE
2013/08/03(土) 20:05:56.51 ID:fLXGfeCp0

「その声は......元さん?」


彼女は、恐る恐るというような声で私の名を言った。
以下略



7: ◆ts3X4E/NTE
2013/08/03(土) 21:17:44.53 ID:fLXGfeCp0

「それで元さん、こんな夜中にどうしたんですか?」


「うん、実は休暇をもらったんだ」
以下略



8: ◆ts3X4E/NTE
2013/08/03(土) 21:38:41.94 ID:fLXGfeCp0

ーーーーーー


私はまた闇夜に視線を注いでいた。
以下略



9: ◆ts3X4E/NTE
2013/08/03(土) 21:40:15.65 ID:fLXGfeCp0
主な人物紹介

元さん(私) 25才

春子さん 23才


10: ◆ts3X4E/NTE
2013/08/03(土) 22:12:29.14 ID:fLXGfeCp0

ーーーーーー


長かったような短かったような、そんなバスの傾きに
以下略



11: ◆ts3X4E/NTE
2013/08/03(土) 22:32:33.56 ID:fLXGfeCp0

「元......さん?」


そしてそんな銀白の大きく見開いた瞳には私が閉じ込められていた。
以下略



12: ◆ts3X4E/NTE
2013/08/03(土) 22:35:37.00 ID:fLXGfeCp0
今日は投下終了
地の文あるけど読んで頂けたら幸いです。




13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/04(日) 01:44:52.28 ID:qCnxpu9a0

ーーーーーー

停留所から自宅への近道である雑木林を、彼女の持っていた電灯の光で
照らしながら、歩くことしばらく。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 01:55:37.93 ID:qCnxpu9a0

「眠いかい?」


「そ、そんなことありませんよ」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 02:03:33.85 ID:qCnxpu9a0

ーーーーーー


「......眠ったか?」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 03:24:02.06 ID:qCnxpu9a0

また歩くこと数分、私が歩いている道の少し下の所に
大きくもなく小さくもない、和風の一軒家があった。


以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/04(日) 19:59:51.05 ID:qCnxpu9a0

ーーーーーー


寝室の障子越しに差し込む朝日で私は目を覚ました。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/05(月) 20:45:05.21 ID:iZsJqUdW0
そして、そろそろ戻ろうかと思ったとき、突然
私を後ろから、心地よく締め付けてくる者がいた。


「おはよう、春子」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/05(月) 21:01:12.55 ID:iZsJqUdW0

私はそんな彼女の、暖かな日輪で美しく光沢する銀白を掻き揚げ
彼女の中を支配している存在を探った。


以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/05(月) 21:17:50.33 ID:iZsJqUdW0

「本当に夢だったのかなって......そう考えたら、止まらなくて......」


そこまで言うと、彼女は自身の目元に指をあてた。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/06(火) 17:59:01.04 ID:Ki9Ulkcn0
なんか仲いいね


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