953:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/23(月) 23:45:33.09 ID:9s/yvZpko
 >>952 
 保守どうも 
  
 投下再開します 
954:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/23(月) 23:46:03.84 ID:9s/yvZpko
  
 <慰め> 
  
  
  
955:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/23(月) 23:46:42.20 ID:9s/yvZpko
  
  この日、あたしが兄友さんに相談したのは、お兄さんと妹ちゃんのことではなかった。 
  
  兄と妹を別れさせる会の会合のあと、あたしは兄友さんと一緒にその場を後にした。駅 
 前で自分で期待していたよりもずいぶんとあっさりと兄友さんはあたしをリリースした。 
956:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/23(月) 23:47:14.53 ID:9s/yvZpko
  
 「いったい何? 用事があるなら早く言って」 
  
 「うん」 
  
957:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/23(月) 23:48:32.66 ID:9s/yvZpko
  
 <浮気相手> 
  
  
  
958:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/23(月) 23:50:41.61 ID:9s/yvZpko
  
 「君だったんだね。初対面かと思っていたのに」 
  
  妹ちゃんのパパは動揺する様子もなくそう言ってさりげなくママの隣に座った。 
  
959:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/23(月) 23:52:09.68 ID:9s/yvZpko
  
 「だいたい妹の方が昔からもてていたのに比べて兄の方はさっぱり女っ気がなかったから 
 ね。情けないことに」 
  
 「あら。ご自分の若い頃はさぞかしおもてになったのかしら」 
960:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/23(月) 23:54:28.61 ID:9s/yvZpko
  
 <君みたいな子が兄と付き合ってくれたらいいのにね> 
  
  
  
961:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/23(月) 23:55:58.64 ID:9s/yvZpko
  
 「兄と妹のことを心配してくれたんだね」 
  
  ママが出て行くと池山さんが言った。 
  
962:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/24(火) 00:00:43.79 ID:Egf394k3o
  
 「君のママに託された伝言を伝えるよ」 
  
  あたしは何も言えなかった。もう遅いのだ。お兄さんと妹ちゃんはついに一線を越えて 
 しまったのだ。 
1002Res/1210.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
板[3] 1-[1] l20 
	このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
	もう書き込みできません。