過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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以下、新鯖からお送りいたします
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2013/09/09(月) 17:01:37.00 ID:/T6oPI9Oo
「お兄ちゃんが家事を手伝いたがったのって、わたしの負担になってると思ったから?」
俺は何も言い返さなかった。
以下略
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2013/09/09(月) 17:02:11.48 ID:/T6oPI9Oo
「だって、おまえが家事をしなきゃならないのは……」
どうしてか。
頭がズキズキと痛む。
以下略
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[saga]
2013/09/09(月) 17:02:37.75 ID:/T6oPI9Oo
「あの」
声を掛けられて、我に返る。妹はこちらを心配そうに見つめていた。
以下略
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[saga]
2013/09/09(月) 17:03:04.31 ID:/T6oPI9Oo
◇
翌朝、俺が登校したときには、シィタ派は既に教室に来ていた。
以下略
303
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[saga]
2013/09/09(月) 17:03:59.98 ID:/T6oPI9Oo
俺は何も言わずに近くの席に座り、シィタ派の様子を眺め続けた。
真剣な表情。熱心にペンを動かしている。
「……どんな話?」
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2013/09/09(月) 17:05:07.34 ID:/T6oPI9Oo
「主人公は男?」
「女。さいわい主人公についての悪口は書いてなかったんだけど、教師に届けるわけにもいかなくなってしまった」
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305
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以下、新鯖からお送りいたします
[saga]
2013/09/09(月) 17:06:17.89 ID:/T6oPI9Oo
「……その友達についての悪口が書いてあった?」
「そう。まあ、クラスの中心みたいなところがあって、割と嫌われ者なんだけど、誰も逆らえない相手、みたいな感じ」
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[saga]
2013/09/09(月) 17:08:09.93 ID:/T6oPI9Oo
「持ち主は主人公に泣いて謝るわけ。ごめんなさいごめんなさいって。
もともとリーダー格にひっついてる腰巾着みたいな子だったんだな」
「だったら手帳に実名で悪口書くなよ」
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2013/09/09(月) 17:09:06.28 ID:/T6oPI9Oo
「いや、うん。書いてるうちに、どんどん方向ずれてきて。最初は怪談のつもりだったんだけど」
「まあ、それもありだとは思うけど、珍しいな。おまえいつもがっつりプロット作るじゃん」
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以下、新鯖からお送りいたします
[saga]
2013/09/09(月) 17:10:37.15 ID:/T6oPI9Oo
「……逃げるんじゃないかな、主人公」
「逃げるって、どこに?」
以下略
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