過去ログ - ライラ「交換するですよ」
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 12:51:33.34 ID:C20G8sY80
雪美「P……どこ……そば、いないと……心配……。
  だから……隣……いて…。P……私……わかってる……心……通じるから……」

小梅「雪美ちゃん……こっちです……」

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 12:54:04.00 ID:C20G8sY80
 あっちはあっちで盛り上がっているようだな。そうだ二人とも、ちゃんとご飯は食べているのかな?
アイドルは痩せてなきゃいけないって世論もあるけれど、君らはもう少し血色を良くした方が健康的だと思うんだ。
幻想性が薄れてファンが離れるかもしれないけれど、成長期には無理をせず体を育てた方が良い。

小梅「あ、うん……わ、私は元気です……えへ、えへへ……ちょっと、うれしいな……。ううん、すごく……うれしい。
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 12:55:58.04 ID:C20G8sY80


 それにしても、僕がみくの飼い主か……。

みく『Pチャンってやっぱりいいひとだったんだにゃあ……みくの目と、みくを選んだプロデューサーの目は間違ってなかったにゃ!』
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 12:59:05.58 ID:C20G8sY80
 だが、あの時僕にハロウィンぷちデビルが囁いた。

『エビで鯛を釣るって名言だよね!
 CDの印税があれば一生楽できるんだよね? プロデューサーの言葉を信じてよかったよ〜。で、印税はいつ貰えるの〜?』

以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 13:03:24.46 ID:C20G8sY80
みく「眼帯 懐かしいにゃ。こうして身に付けて、猫耳を外して―――」

「どうなるのでございますか?」

みく「私が、なんで眼帯をしているか―――気にしてたよね。見せてあげようか? この眼帯の下。
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 13:04:43.35 ID:C20G8sY80


 だいぶ事務所を回ってみたけど、またアイスに戻ってしまったな。
なら僕らにとって大切なものは、二人を繋いだアイスなのかもしれないね。
もう食べてもいいんじゃないかな。君の好物なんだろう?
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 13:08:07.71 ID:C20G8sY80



「プロデューサーは、わらしべ長者と言っていましたです。
 交換すれば幸せになれるそうなのですが……ワタクシにはやっぱり分かりませんでしたね」
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 13:09:32.37 ID:C20G8sY80
瞳子『プロデューサーさん、私なら大丈夫だから、もっとお仕事しましょ。
   貴方と出会ってアイドルになって……全てが順調って訳じゃなかった……。それでも一度はひび割れた私の心を……貴方は愛で塞いでくれた……』

 救えなかったモノがあって、助けられなかった人がいて、叶えられなかった願いがあった。
でもそれでも、救えたモノがあって、助けられた人がいて、叶えられた願いがあって、こんな自分を許してくれた人がいた。
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 13:14:14.87 ID:C20G8sY80


「ただいま戻りましたですよ」

 そして僕らはあの安アパートへと戻る。
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 13:17:22.71 ID:C20G8sY80
ライラ「パパの承認の無い婚姻は罪なのです」

 僕はあの時、全てを捨ててライラとの駆け落ちを望んでいた。
あの仕える価値のない父親の元では、僕らは幸せにはなれないと……身勝手で愚かな選択だった。

以下略



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