過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:56:06.95 ID:HqZl913Bo
先程とは打って変わって、静かに言葉を掛ける
だが、その声は悲哀と嘆きが色濃く見えて

……ああ、そうか

以下略



58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:56:43.35 ID:HqZl913Bo
少年のその言葉を最後に、少しの間が空き無言が二人を包む

らしくない空気に、少女は少し不安になる
それでも、少女が口を開く事は無い

以下略



59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:57:36.87 ID:HqZl913Bo
「そんな事あるわけ無いじゃありませんの!」

と叫んだ。少年の抱いている疑念を吹き飛ばしたい一心で、人目も憚らず声を張り上げた

少女にも理解出来てしまったのだ、少年の言っている事の意味を
以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:58:15.86 ID:HqZl913Bo
同時に、少女の慟哭を、只々受けと取っていた少年も

「お、おい大丈夫か?」

と、心配そうに声を掛ける
以下略



61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:58:44.76 ID:HqZl913Bo
「……ですから、殿方は変な事を考えないで下さいまし」

「困ってる人が居たから助けた…… それだけで良いじゃありませんの……!
理由なんて、考えなくったって」

以下略



62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:59:22.56 ID:HqZl913Bo
「あはは、あんな風に説教されちゃあなぁ、肝に銘じておくよ」

「……それに、俺自身、その"馬鹿な考え"って奴を本気で信じてるわけじゃないしな。実際のとこ」

「そう…… なんですの?」
以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:00:05.57 ID:HqZl913Bo
「……」

それまで一心に少年の述懐を聞いていた少女は一拍間を置いたあと

「ほうほうなるほど」
以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:00:34.68 ID:HqZl913Bo
「……」

「……」

「……少し、温くなってしまいましたわね」
以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:01:15.29 ID:HqZl913Bo
そんな空気の中、少女は

ふう…… 仕方有りませんわね……
お姉様、黒子の不義理をお許し下さいまし

以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:02:09.05 ID:HqZl913Bo
「はい、そのサンタクロースですの。ただ、細かい事を言えば、子供は子供でも、良い子に対して、ですの」

「ふぅむ、確かにそうだったかもな」

「ええ、ですから、サンタクロースさんも、殿方のプレゼントにはさぞかし気合を入れていた事だと思いますの」
以下略



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