1:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/01(水) 20:27:01.54 ID:mMrPH74Do
さっくりP視点の地の文SSです。
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2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/01(水) 20:28:20.31 ID:mMrPH74Do
予想外、という言葉は、自分自身あまり好んで用いたくはない。
何故ならば、予想外を予想していなかった時点で落ち度は自分にあると宣言しているようなものだし、なにより予想外という言葉を用いらざるを得ない状況下では、既に未来は自分の手から離れ、縦横無尽に、遊び盛りの子供のように動きまわっているからである。
そんな事をふと考える。
3:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/01(水) 20:29:27.69 ID:mMrPH74Do
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――遡れば、おおよそニ週間前ぐらいだろうか。
おおよそ忘れることなどできないであろう、その日は大きめのライブがある日だった。
4:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/01(水) 20:32:19.82 ID:mMrPH74Do
さて話を戻すと、こうして無事ライブが終わったのだから休みを設けよう、という俺の考えはきっちりと彼女たちに浸透しているようであった。
口々に何をしよう、どこへ行こう、そういった話題を巡らせている。
「そういえば、休みはどのくらいなん?」
その時、ふと思ったのか亜子がこちらを向いて訊ねてきた。
5:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/01(水) 20:33:45.76 ID:mMrPH74Do
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6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/01(水) 20:35:14.56 ID:mMrPH74Do
しかし、見覚えのない音がすれば警戒するのは当然のこと。
俺はそっけない寝室に立てかけられていた捨てる予定の適当な棒を持ち出すと、そっとドアノブに手を開け、一気に開く―― !
「あ、おはよう、P。……って、なにしてるの?」
7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/01(水) 20:36:35.07 ID:mMrPH74Do
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8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/01(水) 20:38:14.66 ID:mMrPH74Do
まさか、そんなはずは。
「他の子の中でも勘の良い子は心配していたぐらいですから、相当でしたよ。それでまあ、ちょっとしたサプライズを、ですねっ」
少し静まり返った調子を語尾では上げて朗らかに彼女は喋る。
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