過去ログ - モバP「アイドルに男の怖さを思い知らせてやる!」
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42:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/07(金) 02:35:00.95 ID:bMKOWR4n0
投下開始 ちょっと長くなったかも


43:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/07(金) 02:35:36.94 ID:bMKOWR4n0
−2日前・撮影スタジオ−

カメラマン「いいねー、その挑発するようなカオ! あ、ちょっと目線落として、そうそう、うわーたまんないねぇ……。それじゃあ今度は足組んで、上目遣い……あー、それヤバイわぁ〜、ビンビンキちゃうってこれ、そうそうそうそう!」パシャパシャ

シャッター音が幾つも響き、テーブルの前に掛ける沙理奈がポーズをとる。どうやら予定通り、沙理奈のピンナップ撮影は始まっていたようだ。遅参は事前に申し合わせていたが、一応カメラマンには挨拶しておかなければなるまい。
以下略



44:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/07(金) 02:36:02.57 ID:bMKOWR4n0
モバP「それじゃあ、私は企画さんと話してきますので、これで」

カメラマン「あ、うんうん、はいはい。さっきみたいな表情もイイねぇ〜、もっぺんしてくれる?」パシャパシャ

沙理奈「えー、それよりぃ、こっちのほうがイイんじゃなぁい?」ムニュリ
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45:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/07(金) 02:37:00.80 ID:bMKOWR4n0
へー、そうなんだ、大変だねーなどと生返事をしながら横目で企画を見ると、企画は輝くような笑顔でどこかに立ち去っていった。他人事だと思って、と内心憤慨するが、自分でどうにかするしかない。
さてどう処理するかと思案に暮れていると、アイドル何某越しから沙理奈がこちらに来るのが見えた。惚れ惚れするように美しい笑顔である。モバPは小さく息を吐いた。

ともあれ、一応助け舟は出してくれるらしい。まあこの程度、適当に合わせればいいだろう。

以下略



46:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/07(金) 02:37:26.64 ID:bMKOWR4n0
モバP(いや別にいいし。俺の方から着ろって言ったわけだし。うん)

モバP「だから気になんかしないし……」

沙理奈「と、ところでプロデューサー」
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47:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/07(金) 02:37:55.77 ID:bMKOWR4n0
ふむ、と思う。どことなく気恥ずかしいのはそれか。どうしてもらおうかしらねー♪、などとうそぶく、沙理奈の得意げな顔が癪だ。少し反撃することにした。

モバP「それなら、今度はお前から俺の手をとってもらわないとな?」

そう言って右手を差し出すと、沙理奈は虚を衝かれたようだった。まさに会心である。意気揚々と歩き出したが、すぐに左手を握られた。見れば沙理奈で、身体をグイグイと押し付けてくる。沙理奈があんまり上機嫌なので振りほどくわけにもいかず、また自分から言い出したこともあり、そのまま楽屋に向かわざるを得なかった。
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48:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/07(金) 02:38:29.78 ID:bMKOWR4n0
ちょうど、今この楽屋にはモバPと沙理奈の二人だけ。しかも休憩中は、担当アイドルたちと話す機会を作るために余人を立ち入らせないようにしているので、邪魔が入る心配もない。まさに絶好の好機であった。

モバP(そういえば、楽屋までの道中、沙理奈に無理やり手を繋がせたな……あれも一種のボディタッチの強要だ。よし、この調子でいけば……!)

沙理奈「プロデューサー、早くこっち座ったら? なんなら、アタシのトナリでもいーよ☆」
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49:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/07(金) 02:39:06.51 ID:bMKOWR4n0
沙理奈「……ふうん。やっぱり有るのね、この業界って。やっぱりアタシにも?」

モバP「ありえないな。絶対させるもんか。……」

モバP(そういえば、あの雑誌にはこうもあったな……)
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50:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/07(金) 02:40:03.87 ID:bMKOWR4n0
モバP「それに、あの子をプロデュースしても意味無いしな。もうお前が居るわけだし」

沙理奈「……どういう意味? 場合によっては怒らなくちゃいけないけど?」

口元だけに笑みを湛えた沙理奈の、形の良い眉がピクリと動くのを見て、思わず苦笑してしまった。
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51:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/07(金) 02:40:49.40 ID:bMKOWR4n0
沙理奈「ちょ、ちょっと待ってっ」

珍しく酒以外で頬を染めた沙理奈を見て、最後の言葉を継いだ。

モバP「だから別に不安がることもない。沙理奈、俺がお前を、俺の意思で手放すことは絶対にないからな」
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52:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/07(金) 02:41:17.58 ID:bMKOWR4n0
唐突に、身体に掛かった沙理奈の重みを感じる。無理に動いて沙理奈の身体を傷つけるわけにもいかないので、沙理奈にどくよう言った。紗理奈はなぜか諦めに満ちたようなため息を吐いて、モバPから身を起こした。

ふう、と息をつく。立ち上がったモバPには、曖昧な笑みを浮かべてコートのボタンを留める沙理奈に言うべきことがあった。

モバP「沙理奈、今日はもう時間がないから仕方がないが、その内今日の反省会の続きをするからな」
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