過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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43: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:28:08.02 ID:cJv6xySVo

京太郎「…じゃ、俺行くから」
和「…はい」
優希「京太郎…ぉ」
まこ「元気でな」
以下略



44: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:28:38.87 ID:cJv6xySVo

京太郎「…皆も元気でな。風邪引いたりするなよ」
和「…それはこっちのセリフですよ」
優希「そのマフラーでちゃんと暖かくしとけよ…!」
まこ「鹿児島はここより暖かいから大丈夫と思うんじゃが」
以下略



45: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:29:07.76 ID:cJv6xySVo

京太郎「…っ!」

俺と咲は幼馴染というだけあって長い付き合いだ。
けれど、こんな風に涙を流す咲の姿を俺は一度しか見ていない。
以下略



46: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:29:34.79 ID:cJv6xySVo

京太郎「咲!インターハイだ!インターハイで会うぞ!!」

それは俺の実力からすれば大言も良い所だった。
つい数カ月前の県予選でボッコボコにされた俺がインターハイになんて普通はいけるはずがない。
以下略



47: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:30:01.54 ID:cJv6xySVo

京太郎「(…コレじゃ咲の事を泣き虫だなんて言えないな)」

皆との別れの瞬間にも溢れ出そうであった感情の波。
それを抑えていた理性や意地の堤防が咲の登場によって壊れてしまったのだろう。
以下略



48: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:30:29.25 ID:cJv6xySVo

………


……
以下略



49: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:30:56.36 ID:cJv6xySVo

京太郎「(…でも、この気温で巫女服…?)」

幾ら鹿児島が長野よりも暖かいと言っても、湿気の多いその寒さは骨身に染みるレベルである。
雪国育ちの俺でも防寒具なしではこんな風に普通に立っていられないだろう。
以下略



50: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:31:33.34 ID:cJv6xySVo

「どうぞ。こちらへ」
京太郎「え…えぇ…」

それも目の前の女性が許しては貰えない。
以下略



51: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:31:59.70 ID:cJv6xySVo

京太郎「先に親に連絡しても良いですか?」
「えぇ。問題無いですよ」
京太郎「すみません。寒い中」
「いえ、これも仕事ですから」
以下略



52: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:32:26.32 ID:cJv6xySVo

「なんだよ。俺は母さんとイチャイチャするのに忙しいんだぞ」
京太郎「知るか!って言うかちゃんと荷解きはしてるんだろうな」
「荷解き…?なにそれ美味しいの?」
京太郎「よーし。良い度胸だ」
以下略



53: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:32:54.39 ID:cJv6xySVo

「んじゃ、そろそろ切るぞ。挨拶終わったらまた連絡しても良いからな」
京太郎「あっ…ちょ!!」

瞬間、有無を言わさずオヤジがブツリと通話を切った。
以下略



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