過去ログ - 【R18】妃宮千早「貴方達……恥を知りなさいっ!」
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137: ◆8x8z91r9YM[saga]
2014/03/23(日) 00:28:55.71 ID:T/SY+gZKo
 ――同日、午後十五時五〇分、聖應女学院・新聞部部室前。

皆瀬初音「(どうだった、耶也ちゃん?)」

立花耶也子「(ばっちり居ました。部員数も出払って様で少ないです)」
以下略



138: ◆8x8z91r9YM[saga]
2014/03/23(日) 01:20:36.93 ID:T/SY+gZKo
 新聞部部長の七恵と報道部部長の三条を、円卓に囲んだ机の輪の中央に座らせた。
 初音と沙世子は……七恵と三条の前方に置かれている椅子に腰掛ける――。

皆瀬初音「ふぅ……では――皆さん、お忙しいところお集まり頂きまして感謝致します」

以下略



139: ◆8x8z91r9YM[saga]
2014/03/23(日) 01:33:23.81 ID:T/SY+gZKo
烏橘沙世子「もはやこれは犯罪行為です。その弾性に関しては逮捕、部員の女生徒は退学処分となったと――」

七恵部長「こ、これだけの規模の人数を……抑えきれるとでも?」

烏橘沙世子「抑えきれる、きれないの問題じゃないの。事の重大さに気付いていない辺り、貴方は役立たずの部長ね」
以下略



140: ◆8x8z91r9YM[saga]
2014/03/23(日) 03:07:10.30 ID:T/SY+gZKo
皆瀬初音「報道部は昨年、新設された部です。部の設立目的は『公平公正な報道』です」

三条部長「…………っ!」

皆瀬初音「ですが……実体は新聞部の部員が半数を占めており、表立った活動が行われておりません」
以下略



141: ◆8x8z91r9YM[saga]
2014/03/23(日) 03:24:23.70 ID:T/SY+gZKo
 正直、誰も予想にしていなかった事態だった。
 初音はてっきり、静羽は臆病風に吹かれて早々に弁明を切り上げると思っていたからだ。
 それが……まさかの抵抗、しかも上級生――お姉さまに対して強気の反抗――。

皆瀬初音「(え、えっと……まだ肝心の証拠が来ないし……このビデオ、中身空っぽ――)」
以下略



142: ◆8x8z91r9YM[saga]
2014/03/23(日) 04:20:13.96 ID:T/SY+gZKo
烏橘沙世子「(初音……バレちゃったけど、どうするの?)」

皆瀬初音「(強行採決……しちゃったら、生徒会の名に泥を塗る事に――)」

三条静羽「どうなんですかっ! 初音お姉さま、答えて下さい!」
以下略



143: ◆8x8z91r9YM[saga]
2014/03/23(日) 04:55:23.23 ID:T/SY+gZKo
立花耶也子「……んしょ、これで最後っと――結果出ましたっ!」

皆瀬初音「では投票結果を申し上げます。処罰に賛成――二十三票。反対――七票……。以上を持って、本議題は仮可決と致します!」

 こうして新聞部、報道部に対する処罰の仮可決が行われた――。
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144: ◆8x8z91r9YM[saga]
2014/03/23(日) 05:57:02.25 ID:T/SY+gZKo
七恵莉花子「……静、行きましょうか――」

三条静羽「はい……七恵お姉さま……」

 部室に戻り、部員達に説明をしなければいけない二人の気分は沈みがちだ。
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145: ◆8x8z91r9YM[saga]
2014/03/23(日) 07:05:28.67 ID:T/SY+gZKo
 ――入院五日目、午前八時五分、神奈乃県警察本部、捜査一家。

 捜査開始から本日まで既に四日が経過していた。
 今回の事件は、神奈乃県警察の長である御門本部長の直轄事件とし、御門本部長自ら指揮命令を行っている。

以下略



146: ◆8x8z91r9YM[saga]
2014/03/23(日) 08:15:49.98 ID:T/SY+gZKo
 数十分後、警察が来ている事を伏せて、ロビーに研究員全員を集め終えた。

安藤「(もしこの中に居るとするなら、警察が来たと言えば……動揺する筈、ちゃんと見とけよ)」

飯上「(分かってますよ)」
以下略



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