過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
1- 20
109:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:04:04.18 ID:ygwalSWe0
結論から言うと、眼前の男はなにもしなかった。ただ、雷撃の槍が、私に向かって帰ってきたのだ。
私はそれをまた操作し、事なきを得る。

『(……能力がなにかは分からないけど、とにかく色々試す必要がありそうね。
それで能力の正体を暴いていって、攻略法を考えていくか――)』
以下略



110:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:05:19.45 ID:ygwalSWe0
昨年の事である。
上条当麻は、不注意にもオリアナ=トムソンの胸に飛び込んでしまったことがあった。大覇星祭中の事である。

一度あることは二度ある、というのは、二度あることは三度ある、という諺の前につけて
「なんだよ、じゃあ一回あったら二、三回起きるじゃんかよー」なんて笑いに繋がるネタ程度の言い回しでしかないのだが。
以下略



111:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:06:03.46 ID:ygwalSWe0
はあ、とため息をついて、式は後ろを向く。

「カミジョー。第18学区に喫茶店があるらしいんだけど、場所がわからない。だから、連れてけ」

上条も用があって第7学区に来たので、あまり行きたくはないのだが、
以下略



112:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:06:34.72 ID:ygwalSWe0
「そうだけど。それがどうかしたか?」

「おまえ、ずいぶん場数を踏んでるだけあるよな。腕や足は戦いをする人間特有の鍛えられかただし、とくにお前の右腕は細かい傷や傷跡が無数にある。そういうところ、高校生なんかにはみえない」

「去年なんて高校にいけなすぎて、留年確定も目の前だったくらい色々あったからなあ………」
以下略



113:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:16:08.32 ID:ygwalSWe0
だが。

「ああ、そう」

両儀式には、カミジョーフォースは通用しないのである。
以下略



114:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:17:10.31 ID:ygwalSWe0
「式ってlevel5にこだわりもなさそうに見えるけど―――」

「ああ、ないよ。level自体はどうだっていいんだ。
だけど、一人なんだかうざいやつがいるんだよ。
何だっけ、ソギイタだっけ?学園都市のナンバーセブン。
以下略



115:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:17:38.14 ID:ygwalSWe0
『―――ハッ!?』

草原。

辺り一面の草原。
以下略



116:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:18:14.39 ID:ygwalSWe0
『死者蘇生じゃねェぞ』

いつの間に現れたのか。やっぱり、電磁波レーダーには引っ掛からなかった。

『…あんた。私を、殺した、わよね?』
以下略



117:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:18:46.08 ID:ygwalSWe0
そこからは、流れる時間の感覚さえ失われていった。

レールガンをぶっぱなせば、次の瞬間には私の体はずいぶんと風通しが良くなっていた。

砂鉄剣で切りつければ、次の瞬間には私の体が五体バラバラになっていた。
以下略



118:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:19:32.34 ID:ygwalSWe0
ミサカミコトは、50を過ぎた辺りから、もう何度殺されたか、数えるのをやめていた。

発狂寸前まで精神は追い込まれ、立ち向かっても絶対に勝てず、そして殺されてはまた全身全快となってあの男の前で意識を取り戻す。
その度に戦う場所も違う。

以下略



547Res/405.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice