過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/12(水) 16:56:12.72 ID:ygwalSWe0
「………おい!?なにしてるんだおまえ!?」
あっけにとられていたが我に戻った上条が、男の背後の美しい新たな通り魔に向けて叫ぶ。
その怒声で通り魔も我に帰り、自分の右腕が綺麗に切り落とされたという事実を再認識したのか、
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/12(水) 16:57:43.30 ID:ygwalSWe0
『お前なんて殺す価値もない。じゃあな』
とだけ。
声を聞くに、女性である。
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/12(水) 16:59:12.32 ID:ygwalSWe0
「お前ッ……!!」
怒りを露にする上条だったが、今は男のことが先だ。
女の側で生まれたばかりの鹿のようになっている男のもとへ走る。
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/12(水) 17:01:34.25 ID:ygwalSWe0
「なんとでもいえよ。目の前で死にそうになってるヤツを放っておけるわけ無いだろ。
お前のいうことが信用できるかなんてわからないんだ。運良くまだ誰も死んでない。
今なら誰も死ななくてすむんだ。
こいつが殺したかもしれない奴に関しても、償わせることができる。
だから俺はこいつを見捨てない。
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/12(水) 17:05:33.76 ID:ygwalSWe0
「なるほど、そりゃ幻想殺し(イマジンブレイカー)だな」
「幻想殺し―――?」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/12(水) 17:08:36.10 ID:ygwalSWe0
蒼崎橙子が重宝している社員で、この式という少女にベタ惚れ――白純里緒との一件以来、
式からも「彼」に対してなかなかにデレッとするときが目立ち始めた(橙子からみれば)が――
である黒桐幹也という青年は、蒼崎橙子が会社移転なんて事をしたために、
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/12(水) 17:11:20.31 ID:ygwalSWe0
ちなみに式と黒桐は別々に暮らすことになっている。
橙子が式に「なんだおまえ、黒桐と暮らせばいいじゃないか」とニヤニヤしながら告げると、
式がナイフを橙子に飛ばして暗に「オレたちの間に余計な口を挟むな」と眼と殺気で告げたのである。
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/12(水) 17:12:12.66 ID:ygwalSWe0
―――これが後に、昨年凍結した絶対能力者進化実験(level6シフト計画)の行く末を大きく変えることになることを、
蒼崎橙子は知るよしも無ければ興味もなかった。
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/12(水) 17:12:55.92 ID:ygwalSWe0
余談だが、式が学園都市に来るにあたり、両義家の屋敷は学園都市に移転することも考えられた(秋隆氏が騒いだため)が、実際には起きなかった。
「自由に私たちが外へ出る権利を寄越せ。外でやらなくてはならないことができないとなると、
、、、、、、
そういうものを学園都市でやらなければならないんだ」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/12(水) 17:14:05.28 ID:ygwalSWe0
なお、その日、黒桐達に「行ってくる」と告げた蒼崎橙子と、
「今戻った」と告げた蒼崎橙子は別の器であったことを知るのは、蒼崎橙子とアレイスターだけである。
ともかくそういうわけで、両義家の難しい問題は無事パスされているし、伽藍の堂御一行の外との行き来は自由になのである。
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/12(水) 17:15:05.61 ID:ygwalSWe0
するとそこに黒桐幹也が現れる。
「式の話だと、その変な力で弾丸になった金属が、右手に触れただけで殺傷力を失ったんだよね?」
呑気な声で、紅茶を淹れながら質問をする。
以下略
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