過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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243:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:11:37.27 ID:a2xbEWtP0
今の上条当麻は、どんな相手でもまずは冷静に見極め、どうすれば相手のために最善なのかをちゃんと考えてから動くことができる。
その上で、言うべき言葉を選び、必要ならば戦いもする。
平たく言えば、つまりは大人になったのだ。

だからといって、いちいちもたつくわけではない。頭の回転の早さにも磨きがかかっているので、思考から行動までの切り替えの早さはむしろ昨年よりも早いほどだ。
以下略



244:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:12:10.92 ID:a2xbEWtP0
「(こいつ、は、だめ、だ―――目をあわすな、口をきくな、話に耳を傾けるな―――)」

「―――揺らいでるわね、アンタ」

「!!」
以下略



245:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:12:52.00 ID:a2xbEWtP0
「―――ほざけ。叩き潰してやる」

その一言が合図だった。

上条当麻、御坂美琴、一方通行の共闘が始まる。
以下略



246:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:13:52.20 ID:a2xbEWtP0
「(―――レールガンは反射されるし、攻撃手段は大体防がれるわね。なら、私の出来ることは――――)」

その応用力を最大限生かし、上条当麻達の補佐にまわること―――――!!

上条「うおっ、なんだ!?」
以下略



247:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:15:39.19 ID:a2xbEWtP0
学園都市製の音速旅客機を彷彿と(体感的に)させる速度で上条はアクセラレータに向かって飛んでいく。

人体がどうにかなってしまいそうだが、御坂美琴はその辺もちゃんと加減している。


以下略



248:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:16:11.49 ID:a2xbEWtP0
――――遡ること十数分前・風紀委員第177支部

白井黒子の血管は、今にもぶちギレそうなほどにピキピキと青筋をたてていた。

「…固法先輩、私もう我慢なりませんの。第19学区にいかせてください」
以下略



249:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:16:53.78 ID:a2xbEWtP0
「ここまで頑なに私たちの動きを封じるのには、きっとなにか理由があるわ。アンチスキルさえ向かわせないのには引っ掛かるけど―――」

そこなのだ。だいたい、なにか事件があれば真っ先に向かわせるのはアンチスキルのはず。なのに、今回はアンチスキルさえもが動きを封じられている。

――――あれ、じゃあ、一体状況確認を行っているのは、誰なんですの―――?
以下略



250:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:17:21.03 ID:a2xbEWtP0
「そんな――――あそこには、お姉さまが行ってしまわれたんですのよ!?電話にも出ませんし、何かあったに違いありませんわ!―――もうじっとしてなんて居れません、行きますの!!」

「わーわー落ち着いてってば白井さん!?」

「離してくださいな佐天さん!佐天さんはお姉さまがどうなってもよろしいんですの!?」
以下略



251:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:17:54.43 ID:a2xbEWtP0
同時刻―――第七学区・上条宅

いつもは上条が補習終わりにトラブルに巻き込まれて帰ると、おっっっそいんだよとうま!などとぶちギレて頭に噛みつく腹ペコ・ニートシスターことインデックスなのだが。
今日は、あまりに帰りが遅い。それだけでも不安なのに、先程の爆発音、そして――――

以下略



252:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:19:00.99 ID:a2xbEWtP0
同時刻・第七学区のとある道

「―――橙子さん、なぜ乗り物を使わないんですかね」

窓の無いビルに向かうと言ったは良いのだが、なぜか歩きなのだ。
以下略



253:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:19:56.85 ID:a2xbEWtP0
窓の無いビル自体は既に見えている。ここからはあと2、30分も歩けばつくだろう。

「でも橙子さん、窓の無いビルって、窓はおろか入り口すらないんでしたよね」

ああ、と煙草を吸いながらの返事が返ってくる。
以下略



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