過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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452:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/04/10(木) 01:13:32.81 ID:CaZ1D2juo

「やあ、一方通行。そっか、今は研修医なんだったね」


現実に戻り、文庫本を閉じ、一方通行に微笑む黒桐。
以下略



453:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/04/10(木) 01:15:02.44 ID:CaZ1D2juo

「そういえば、どうしてここに?」


「オマエが来たっつゥから、面ァ見せに来ただけだ。…世話ンなった、からな」
以下略



454:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/04/10(木) 01:15:40.28 ID:CaZ1D2juo
すっかり忘れていた。


そう、あの事件のあと、僕はネットに爆発と吹き飛んだ19学区に関する真相について、大多数が自力でダミー真相に辿り着くような嘘情報を流す形で情報操作をしたんだった。

以下略



455:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/04/10(木) 01:17:19.45 ID:CaZ1D2juo
―――でも、学園都市最強なのに、どこかすごく危うい彼をこんなにも心配してくれる人がいると分かった時も、僕はかなり嬉しかった。
…ていうか、今さらだけど、


「――あれ、君、式にまた会ったの?」
以下略



456:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/04/10(木) 01:18:30.23 ID:CaZ1D2juo

「…まァ、気持ちはわからねェでも無ェ。両儀は確かに強いからな、特にナンバーセブンなら多少なりとも関心がわくのは仕方ねェ。
ナンバーセブンはそォいうヤツだと聞いてたが、本当にそォいうヤツだったしな。
俺だって両儀はレベル6を倒したのに、あれでレベル4ってのが信じられねェ。
いや、納得いかねェ」
以下略



457:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/04/10(木) 01:19:19.97 ID:CaZ1D2juo

「その手は伸びてねェとは限らねェぞ。最悪、レベル0だって闇に堕ちることもあるンだ。
とにかく―――両儀は学園都市に確実に目を付けられたと思って間違いねェだろォな。
――――あまりに、静かすぎる。何か企んでやがる可能性は十分にあるぞ。
例えば、どこまでなら、何までならあの魔眼は殺せるのかっつゥ殺害実験に両儀を使う計画とかな。
以下略



458:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/04/10(木) 01:20:18.21 ID:CaZ1D2juo

「その手は伸びてねェとは限らねェぞ。最悪、レベル0だって闇に堕ちることもあるンだ。
とにかく―――両儀は学園都市に確実に目を付けられたと思って間違いねェだろォな。
――――あまりに、静かすぎる。何か企んでやがる可能性は十分にあるぞ。
例えば、どこまでなら、何までならあの魔眼は殺せるのかっつゥ殺害実験に両儀を使う計画とかな。
以下略



459:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/04/10(木) 01:22:17.20 ID:CaZ1D2juo

「そうだね、出来るとは思えないけど―――それなら式の知名度が上がらない方が都合がいいね。いきなり現れた長点上機に通うレベル5の学生が、今度はいきなり消えたりでもしたら、大ニュースになってしまうから」

いかにもというようにアクセラレータが頷く。

以下略



460:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/04/10(木) 01:24:48.46 ID:CaZ1D2juo

黒桐がそんな歯の浮くような台詞を大真面目に言うのを聞くと、一方通行は1つ笑って黒桐に背を向ける。


「―――なら、絶対離すんじゃねェぞ。何があってもだ」
以下略



461:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/04/10(木) 01:27:02.07 ID:CaZ1D2juo


病室から出ていった一方通行が廊下を少し歩いた先にある広いロビーに出ると、円形のソファに見知った顔の女二人とその他女子中学生二人がいた。

ただ、少し様子がおかしい。
以下略



462:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/04/10(木) 01:27:29.93 ID:CaZ1D2juo


病室から出ていった一方通行が廊下を少し歩いた先にある広いロビーに出ると、円形のソファに見知った顔の女二人とその他女子中学生二人がいた。

ただ、少し様子がおかしい。
以下略



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