26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:00:24.19 ID:95e+9Xdq0
「亜美です!」
「真美だよ!」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:01:53.80 ID:95e+9Xdq0
「あっそうだ! 今日ね、家から面白そうなもの見付けて来たんだYO!」
「兄(C)に見てもらいたかったの」
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:03:08.50 ID:95e+9Xdq0
「開かないならピッキングツールあるけど?」
と、月火ちゃん。
なんで日常的にピッキングツールを持っているんだお前は。
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:04:47.47 ID:95e+9Xdq0
003
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:06:32.06 ID:95e+9Xdq0
「兄(C)……好き」
「えぇっ!?」
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:08:30.68 ID:95e+9Xdq0
「ね→兄(C)、チューちて……?」
「ちゅ、ちゅう!?」
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:10:36.32 ID:95e+9Xdq0
「兄ちゃんがモテモテなのはあたしらも嬉しいけどよ」
「犯罪はダメだよ、やるなら人目につかない所で――あれ?」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:12:49.28 ID:95e+9Xdq0
004
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:15:14.07 ID:95e+9Xdq0
「色羽櫛。いろは櫛、単にいろ櫛とも呼ぶらしい。妖怪と言うよりは、霊の類だろうな。
臥煙さんを通して調べてもらったんだけど、あの立て櫛には、何人もの女の子の怨念とも呼べる程の思念が備わっていた。
結論から言えば、何人という女の子の念の集合体だけあって完全に祓うことは難しくて、完全に彼女たちが満足するまでは何度でも繰り返す。
現時点での対処法は、真美ちゃんの身体から追い出すしかないそうだ」
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:17:28.05 ID:95e+9Xdq0
そして、次に使った女の子もまた運悪く命を落としてしまったとしたら?
今よりかなりの昔だ。
現代よりも突然な死が珍しくない時代とは言え、二度続けばもう縁は結ばれたようなものとなる。
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:19:20.05 ID:95e+9Xdq0
「恐るべきはおなごの執念じゃの」
ただひたすら異性とイチャイチャするだけの怪異。
文面だけ見れば可愛いかも知れないが、最も恐ろしいところは『本人の意識とは無関係に』実行に移すところにある。
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