過去ログ - ことり「雉も鳴かずば撃たれまい」
1- 20
1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/05/03(土) 22:24:03.91 ID:rmtlvKBk0
その日、東條希は発狂した。

右を見ればレズ。
左を見てもレズ。
前門のレズ、後門のレズ。

四面レズの攻勢に精神が耐えられなかったのである。

ノンケにとって美少女同士のキャッキャウフフは毒でしかなかったのか?
否。
カップリングからはぶられた孤独に耐えきれなくなったのか?
否、否。
脳内で作っていたカップリングと全て違う組み合わせでくっつかれた絶望からか?
否、否、否。


希には、一つ心に決めていることがあった。
『恋人ができた子の乳はわしわししないこと』
それは彼女の恋を応援するためだった。

好きな人ができればその人を想って孤独を慰めることもあるだろう。
晴れて恋が実ればその人と熱い一夜を過ごすこともあるだろう。
そんな状況で乳に触れたとき、万に一つも自分の姿がちらつくようなことがあってはならないのである。

以下、μ'sの皆様によるわかりやすいVTR

『穂乃果のおっぱい、柔らかいのね…まるでおまんじゅうみたい』
『絵里ちゃん、ダメだよぉ、恥ずかしいよぅ』
『大丈夫、一緒なら恥ずかしくないわ。私に任せて』
(スピリチュアルやね)
『あぁっきもちいい、きもちいいよぉ希ちゃん』
『ちょっと穂乃果、希って誰よ』

以上。

サブリミナルのんたんの発生は彼女の幸せを壊しかねない。
それは友人として、恋を応援する者としての喜びに反する。
ゆえに希はわしわし禁止令を自分に課したのだ。


そんな希の受難は、穂乃果と絵里の情事を目撃したことで始まった。


SSWiki : ss.vip2ch.com



2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/05/03(土) 22:26:43.44 ID:rmtlvKBk0
※ラブライブ!二次創作です。
※キャラクター崩壊あります。
※下ネタあります。
※女の子同士でも同意がなければ犯罪です。


3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/03(土) 22:28:52.10 ID:iDGfD7hko
期待


4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/03(土) 22:40:20.30 ID:ybh+vIRM0
あんまグロイ下ネタなければ期待


5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/05/03(土) 22:42:27.72 ID:rmtlvKBk0
それは事件の一ヶ月前。

絵里が保健室で目を覚ました時、彼女の目に真っ先に飛び込んできたのは涙を瞳一杯に溜めた穂乃果だった。

「起きた……! 良かったよぉ…!!」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/05/03(土) 22:57:39.26 ID:rmtlvKBk0
「ん?」
「あっ……」

穂乃果が絵里を見上げて顔を真っ赤にする。
彼女の制服の胸部分が歪な形に膨らんでいるのを見て、絵里は自分が何をしたか悟った。
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/05/03(土) 23:10:44.00 ID:rmtlvKBk0

「希…!?」

にやついている? 驚愕している? 絵里には表情が読み取れない。
まさかビデオ撮影されている? 有り得ないとも言い切れない。
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/05/03(土) 23:20:36.35 ID:rmtlvKBk0
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

男は乱暴に奴隷たちがひしめく部屋の扉を開けた。
独特の熱気が、扉を開けた男の顔を撫でる。
湯気の向こうに並ぶ奴隷たちは、一糸纏わぬ少女ばかりだ。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/03(土) 23:21:27.54 ID:lWtL7MzGo
えっ...


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/05/03(土) 23:30:10.18 ID:rmtlvKBk0
『い、いや! 痛い!』
『傷が残らねぇようにしてやってんだ、ありがたく思え!』

男はそのまま彼女を部屋の外に引っ張りだし、乱暴に襤褸切れをかぶせた。
少女は襤褸から顔だけを覗かせ、奴隷商人の男と、それから彼女を買った私とを見ていた。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/03(土) 23:31:36.12 ID:iDGfD7hko
なんだこの展開


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/05/03(土) 23:44:14.17 ID:rmtlvKBk0

「あの、すんません、お会計……」
「………あっ、すみません」
「…ぅい、ちょうどお預かりしまーす」

以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/03(土) 23:46:38.96 ID:7cl98ICEo
ほのえり
ことうみ
にこまき
りんぱな
のんたん


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/05/03(土) 23:48:12.08 ID:Tj/ulKHl0
え?


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/03(土) 23:52:21.69 ID:iDGfD7hko
スピリチュアルやな


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/05/03(土) 23:59:01.86 ID:rmtlvKBk0
ファースト・アタックから一週間。

凛は、海未に元気がないことを気にかけていた。
海未の様子がおかしいと真姫に尋ねてもいつも通りだとしか言わず、
同じことを花陽に尋ねてもわからないと答えるのみだった。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/04(日) 00:02:37.87 ID:LuLmnXiH0
うみりんいいぞ!


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/05/04(日) 00:15:48.10 ID:Q/bzk47d0
手を繋いで、凛と海未は街灯が目覚め始めた街を歩いた。
会話の無いまま、まっすぐ歩いた。風が少しずつ、二人の耳を冷やした。

凛は海未を元気づけるための言葉を探していた。
しかし頭の中にあるのは陳腐な拙い言葉ばかりで、海未に響くとは到底思えなかった。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/05/04(日) 00:29:58.81 ID:Q/bzk47d0
凛はね、それを初めて知ったとき、金星って海未ちゃんみたいだなって思った。なんでだと思う?

綺麗だからっていうのももちろんだけど…μ'sでいちばん女性らしい人って言ったら、凛は海未ちゃんだと思うから。
海未ちゃんみたいな人のこと、ヤマトナデシコって言うんだよね。
よく叱られるのは…ちょっと怖いけど。でも、みんなのこと大切に思ってくれてるからなんだって、凛はわかってるんだよ?
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/05/04(日) 00:44:50.33 ID:Q/bzk47d0
そんな二人を遠巻きに見つめる奇妙な集団がいた。

「青春が聞こえそうや…」
「もう、あふ、はうん……にゃふっ」
「ぐすっ…うぅ……」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/05/04(日) 00:57:26.58 ID:Q/bzk47d0
「ひっく……えぅ……」
「にこっち泣きすぎやろ……」
「しょう、がないでしょ……ぐす、ちょっと、眩しいのよ…」
(ピュアピュアやん…半分くらい自分の手柄なのに横取りされてるから泣いてるのかと…)

以下略



71Res/48.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice