過去ログ - 【とあるSS】壊れた窒素と、打ち砕く幻想【改】
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2:K[saga]
2014/05/27(火) 02:53:51.61 ID:miaor/mCo
【壊れた窒素と、打ち砕く幻想】




以下略



3:K[saga]
2014/05/27(火) 02:54:27.69 ID:miaor/mCo

 暗闇に二つの影があった。
 影の周囲は瓦礫で埋め尽くされ、平坦な場所は一切ない。
 様子を伺うように、瓦礫の隙間から火が顔を出し、周囲を僅かに照らしている。

以下略



4:K[saga]
2014/05/27(火) 02:55:05.79 ID:miaor/mCo

 少女には、全く光を感じさせなかった。
 子供のようで、子供ではなかった。

???「で、絹旗ちゃんはどうするんだよ」
以下略



5:K[saga]
2014/05/27(火) 02:55:34.28 ID:miaor/mCo

???「あのなぁ、絹旗ちゃん。暗証番号って知ってるか?」

絹旗「……私を馬鹿にしてるんですか、黒夜」

以下略



6:K[saga]
2014/05/27(火) 02:56:03.90 ID:miaor/mCo

黒夜「あん? ……ああ、そういう事かよ。別に気にしねぇっての、これぐらい」

 絹旗の言葉に、黒夜はカードを裏返した。
 裏面には太い字、恐らく指で書いたのであろう四桁の数字が並んでいる。
以下略



7:K[saga]
2014/05/27(火) 02:57:05.46 ID:miaor/mCo


〜item〜

 学園都市。
以下略



8:K[saga]
2014/05/27(火) 02:57:35.22 ID:miaor/mCo

麦野「にしても最近はよく寝てるわね。疲れでも溜まってんの?」

???「結局、絹旗はまだまだお子様っていう訳よ」

以下略



9:K[saga]
2014/05/27(火) 02:58:03.21 ID:miaor/mCo

 暗闇の五月計画という、知る人は知る、非人道的な人体実験。
 学園都市最強の超能力者(LEVEL5)第一位――『一方通行(アクセラレータ)』。
 その演算パターンを無理矢理に脳に叩き付け、生まれたものだ。

以下略



10:K[saga]
2014/05/27(火) 02:58:35.55 ID:miaor/mCo

 絹旗の質問に答えながら、麦野は自身のテーブルの前に広げた鮭弁に箸を伸ばしていた。
 それ以外の食べ物は見当たらない。
 ちなみに、ここはファミリーレストランである。
 料理を注文し、食べ、お金を払う場所である。
以下略



11:K[saga]
2014/05/27(火) 02:59:06.64 ID:miaor/mCo

絹旗「……いえ、特には」

 滝壺の質問に、絹旗は間を置いて答えた。
 背中を猫のように丸め、ソファーに靴を履いて膝を立てる。
以下略



12:K[saga]
2014/05/27(火) 02:59:32.63 ID:miaor/mCo

 麦野は眉間にシワを寄せ、明らかに迷惑そうな表情を浮かべる。

フレンダ「結局、味、臭い、見た目からして人間が飲んでいい代物じゃないって訳よ」

以下略



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