61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/20(日) 00:59:08.04 ID:nozGYDr1O
響「い、伊織ははるかさんを見ないふりしないの!?」
伊織「何言ってんのよ。普段は見ないふりしてるに決まってるじゃないそんな薄気味悪く笑ってる奴」
62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/20(日) 01:02:40.97 ID:nozGYDr1O
響「痛ったー……」
伊織「この馬鹿、本当にしょうもない馬鹿ねアンタは!逆に聞きたいわよ、なんでこんな気持ち悪い奴のこと理解してあげようと思うのか……」
63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/20(日) 01:03:21.59 ID:a0/lRPGE0
ひびいお!ひびいお!
64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/20(日) 01:03:45.35 ID:nozGYDr1O
伊織は溜息を吐いて自分の頭を軽く叩いた。
響「いてっ」
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/20(日) 01:29:01.16 ID:nozGYDr1O
伊織「……でもね、そんな顔してるやつを放っとけるほど薄情でもないわ、私は。だからちょっと着いて来なさい」
伊織は、そう言うと自分の手を握ってどこかへ歩き出した。
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/20(日) 01:30:52.94 ID:nozGYDr1O
それから伊織は何を尋ねても無視して歩き、黒光りするリムジンに乗り込む。
そしてあっという間に自分を水瀬家の敷地内に連れてきてしまった。
伊織「アレ、飛ばしてちょうだい」
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/20(日) 01:32:02.96 ID:nozGYDr1O
ジェット機の羽根が風を切り、滑るように空を飛ぶ。
そのうちに窓の外には日の光を浴びてきらきらとかがやく海や瑞々しく緑に光る森が見えてきた。
響「うわぁ……!」
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/20(日) 01:37:22.49 ID:nozGYDr1O
響「う、嘘でしょ」
雲の隙間から見える見覚えのある笑い顔。
このジェット機より大きい……というか、もう東京ドームとかと比べるようなレベルの大きさのそれは紛れもなくはるかさんだった。
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/20(日) 01:38:25.69 ID:nozGYDr1O
響「そ、それってもしかして……」
伊織「ええ。確証はないけど、アイツに話しかけることはアイツを呼ぶことになるみたい。
もう分かったでしょ?少なくともアイツは、人間のことなんて何とも思っていない。
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/20(日) 02:21:22.03 ID:PTn3k1tyO
―――
それから、自分は皆の所に行って真剣に謝った。
皆はやっぱり怒ってたけどそれは心配してくれてたからだってことがすごくよく分かって、自分は毎回嬉しくて泣いてしまった。
あと貴音だけど、相変わらずはるかさんについては絶対に何も言わない。
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