過去ログ - 【安価&コンマ】新たな魔法使いが生まれた【仮面ライダーウィザード】
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435: ◆aGwfZTc7eA[saga sage]
2014/10/01(水) 00:21:32.99 ID:Ucu0tXXg0
「グァウッ!?」

突如現れた男の回し蹴りにより、ゴブリンは棍棒を振り下せず、左頬に痺れる様な痛みを抱えて、後ずさり、尻餅をついた。
ゴブリンの顔に回し蹴りを喰らわせた男は、回し蹴りの勢いに体を揺らさず、スンナリと着地し、"右手の中指に嵌めた指輪"を外し、
同じ形状の指輪を付けながら、尻餅をついたゴブリンを見やる。 この一部始終を見ていた守屋は奇妙な気持ちになっていた。
以下略



436: ◆aGwfZTc7eA[saga sage]
2014/10/02(木) 23:29:04.28 ID:gNutrmgB0
「――――ッ」

黒煙を払いし左手を力強く握りしめるは魔法使い"ウォーロック"。一間置いて、周囲のグール達が一斉に槍を構え直し、
ウォーロックに矛先を向ける。 先峰に支えられ、立ち上がった守屋は思わず身構えた、今現在守屋達が置かれている状況は空想では無い。
超人的な技術など持ち合わせていない、超人的な力など無い、30年生きてきた経験が通用しない。 唯一導き出せた"逃げる"と言う選択肢も、
以下略



437:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/04(土) 15:26:28.64 ID:W851roGqo



438: ◆aGwfZTc7eA[saga sage]
2014/10/04(土) 22:11:45.19 ID:F7rrooei0
「はぁっ!!」

ウォーロックがゴブリン達との戦場に戻った事で、戦いの火蓋は切られた。 
落下の勢いを利用した右回し蹴りはグールの首元を正確に捉えた、蹴り飛ばされる一体を気に掛ける様子も無く、
残りのグールがウォーロックに迫る。 その中でほぼ同じタイミングでウォーロックに仕掛けたグール達が居た。
以下略



439: ◆aGwfZTc7eA[saga sage]
2014/10/05(日) 15:33:13.31 ID:CBVKvzrK0
「ッ!!」

自身に対し振り下された棍棒を、ウォーロックはクロスさせた両腕を上げ、受け止めた。 
が、生じた衝撃に地面が耐え切れずにウォーロックの足先から足首までが地面にめり込む、すかさずゴブリンが巨大な足を振り上げた。
ウォーロックは躱せない、強い衝撃が轟音となりて響き、ウォーロックの体を引き上げる。
以下略



440: ◆aGwfZTc7eA[saga sage]
2014/10/05(日) 21:46:03.81 ID:CBVKvzrK0
突如、地中から現れた五体のグールは守屋修二の油断を突くには十分すぎる相手だった。


危険所かむしろ怪物達を圧倒し、瞬く間にグールと呼ばれた怪人達を全滅させ、ゴブリンをも圧倒するウォーロックの戦いを、
先峰と共に遠目から見守る守屋。 この時、先峰も、そして守屋も安心しきっていた。 自分達の危険は去りつつある、
以下略



441: ◆aGwfZTc7eA[saga sage]
2014/10/06(月) 23:06:31.29 ID:GueIH1O20
「――――っ」

口をポカンと開けて呆然とする守屋、余りにも"呆気ない"、どれだけ叩いても効き目が無かったのに、
逃げるしか無かったのに……こうも、こうも簡単に――"倒せてしまう?"。
嵌められた指輪と、魔法使いウォーロックが関わるだけで、こんな簡単に倒せる。
以下略



442: ◆aGwfZTc7eA[saga sage]
2014/10/09(木) 01:24:04.09 ID:iGb6ybgS0
思わず感極まり、涙ぐみそうになる守屋にウォーロックは軽く肩を叩き、背後へ振り向きざま右手の指輪を外し、新たな指輪を嵌める。
ちょうど守屋と先峰の"壁"となる位置にウォーロックが立つ、そして――

「そういえば――」
「伏せろ」 
以下略



443: ◆aGwfZTc7eA[saga sage]
2014/10/10(金) 01:12:20.45 ID:o8lv6p+A0
二人の人間が見守る中、魔法使いと怪物の力と力の比べあいは、依然"ゴブリン"が優勢だ。
僅かずつ、ほんの僅かずつだが"ウォーロック"を力で押しつつある。 
その証拠に踏ん張るウォーロックの踵から、土が耐えきれずに抉れていくのだ。
――僅かずつ押し込んでいくゴブリンがウォーロックを見下ろし、口を開く。

以下略



444: ◆aGwfZTc7eA[saga sage]
2014/10/12(日) 22:50:37.65 ID:2czK2otX0
「――オォォォッ!!」
「ッ!!」

ウォーロックが振り回す速度を上げた事で、ゴブリンの巨体が90度以上回り上がった、その時だ。 ゴブリンが光球を"地面"に向けて投げた。 地面に当たり、爆発が起こる。 ゴブリンは大きく吹っ飛び、ウォーロックの姿は土煙に覆われ確認できない。

以下略



445: ◆aGwfZTc7eA[saga sage]
2014/10/14(火) 00:44:22.87 ID:4RyL2b0+0
「――ぐっ」

ウォーロックは蹴り払い、下がる事で光球を躱すが、続けざまの棍棒による一撃は避けられない、
ガードが間に合うも、地面から殴り剥がされ――迷わず"防御"を選択した。

以下略



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