2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/22(火) 02:22:30.10 ID:HYyZ8GF2o
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―――
3: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:25:29.21 ID:HYyZ8GF2o
魅音「―――っ………」
気が付くと、仰向けで天井に向けて手を伸ばしている自分がいた。
魅音「ゆ、ゆ……夢……?」
4: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:27:18.63 ID:HYyZ8GF2o
ふと、どこからか視線を感じた。
魅音「………」
いやーな予感がして、ドアの方を一瞥する。
5: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:30:04.77 ID:HYyZ8GF2o
――――――
詩音「わかってますよお姉。圭ちゃんの事が好きで好きで仕方なくて、妄想していたんですよね?」
魅音「だから違うってば!!ちょっとうたた寝して、圭ちゃんの夢を見ちゃっただけっ!!」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/22(火) 02:31:25.17 ID:t2k7aFYLP
恋難しってタイトルのくせに1レス目からくっつくのかよwwって思ってたらちゃんと夢落ちだった
7: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:32:00.64 ID:HYyZ8GF2o
詩音「あらら……もしかして、結構な重症ですか」
魅音「違うっ!!!あ、ああああああああたしはべべべべべべつにいつも通りよっ!!?」
詩音「動揺しまくり目線泳ぎまくりで言われてもちっとも説得力ありませんよ、お姉」
8: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:35:12.67 ID:HYyZ8GF2o
詩音「まずひとつ確認しておきたいことがあります。お姉は圭ちゃんの事、好きなんですよね?」
魅音「だっ、だからっ……!」
言い訳をしようとするが、詩音の真面目な雰囲気を感じ取り、あたしもそれに答えることにする。
9: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:37:30.10 ID:HYyZ8GF2o
詩音「はぁ……だから、圭ちゃんの事が好きなら現状のままじゃダメなんじゃないですかって言いたいんですよ、私は」
魅音「そ、そんな事言ったって、あたしだってどうすればいいのかわかんないし……」
詩音「エンジェルモートで圭ちゃんとはち合わせた時は、私の名を語って積極的に迫ったんでしょう?あの時と同じようにやればいいじゃないですか」
10: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:41:01.00 ID:HYyZ8GF2o
詩音「だったら、勇気を出してもう一歩歩み寄ってみたらどうですか?私は応援しますよ、お姉の事」
魅音「詩音……あんた……」
詩音「なんですか、お姉?」
11: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:43:02.36 ID:HYyZ8GF2o
詩音「お姉の方から歩み寄る勇気が出ないって言うのでしたら、私が協力してもいいですよ?圭ちゃんは激鈍だし、お姉は超が付くほどの奥手なんですから……このまんまだと、何の進展も無くお姉は卒業しちゃいますよ?」
魅音「卒業……そうか、そうだよね……」
詩音に指摘され、そう遠くない未来の事を思い描く。
12: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:45:13.86 ID:HYyZ8GF2o
――――――
詩音「帰ってきましたか、お姉?」
魅音「………う、うん。ごめん」
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