過去ログ - 【俺ガイル】 八幡「例えば、あり得たかもしれないそんな世界」
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6: ◆SnKC1m7x8.
2014/08/02(土) 16:37:56.05 ID:wtQIWKT/0
ふふん。
どうよ、この作戦は。
第一印象さえ良ければ、友達になるのもそう難しくはない……、はずである。

せっかく必死で勉強して、小中学校の連中が居ない高校に入学したんだ。
以下略



7: ◆SnKC1m7x8.
2014/08/02(土) 16:40:50.52 ID:wtQIWKT/0

     ×     ×     ×


くそっ。
以下略



8: ◆SnKC1m7x8.
2014/08/02(土) 16:44:02.26 ID:wtQIWKT/0
「…………なんだよ、これ……」

──赤。───赤。────赤。
道路には何かを引きずったかのような、ベッタリとした赤い染み。
そして、その赤い染みの先で蹲る、血まみれの少女。
以下略



9: ◆SnKC1m7x8.
2014/08/02(土) 16:46:31.08 ID:wtQIWKT/0
「落ち着いて下さい。そこの方が怪我をしているわけではありません」

「…………」

……どういう意味だ?
以下略



10: ◆SnKC1m7x8.
2014/08/02(土) 16:52:22.91 ID:wtQIWKT/0
とは言ったものの、どうすっかなぁ。
いくら緊急事態とはいえ、お姫様抱っこでもして移動させるなんてことを俺ができるわけがない。

とりあえず、少女の後ろからそっと声をかけてみることにする。

以下略



11: ◆SnKC1m7x8.
2014/08/02(土) 16:54:59.20 ID:wtQIWKT/0
少女は嗚咽を漏らしながらも頷いてくれた。
しかし体は激しく震えていて、一人では立ち上がれそうにない。
状況的に少女の手を引くこともできそうになかったので、俺は後ろから肩をそっと支えてあげることにする。
普段の俺なら、昔女子と肩が少しぶつかっただけなのに物凄く嫌そうな顔をされたトラウマが想起され落ち込んでしまいそうな行動であるのだが、今はそんなことを言っている場合ではないだろう。
なんとか立ちあがりヨロヨロと歩く少女を支え、どうにか歩道まで移動させることができた。
以下略



12: ◆SnKC1m7x8.
2014/08/02(土) 16:58:19.70 ID:wtQIWKT/0


     ×     ×     ×


以下略



13: ◆SnKC1m7x8.
2014/08/02(土) 17:00:21.52 ID:wtQIWKT/0
俺はあの後、弁護士がやって来るまでその場に居たものの、少女とは一切会話をしていない。
とても会話ができそうな状態でもなかったしな。
ちなみに、弁護士が来たら黒塗りの高級車はすぐにどこかへ去ってしまった。
急ぎの用事でもあったのだろうか?
ま、知ったこっちゃないけど。
以下略



14: ◆SnKC1m7x8.
2014/08/02(土) 17:01:31.65 ID:wtQIWKT/0
疲れた心身を癒すためにも頑張って眠ってみよう。
せめて晩飯ができる頃まで昼寝(夕寝?)くらいしておこうと思い、瞳を閉じる。



以下略



15: ◆SnKC1m7x8.
2014/08/02(土) 17:04:45.07 ID:wtQIWKT/0


     ×     ×     ×


以下略



16: ◆SnKC1m7x8.
2014/08/02(土) 17:08:32.04 ID:wtQIWKT/0
「えっと……、昨日は迷惑かけちゃって、ごめんなさい。あと、本当にありがとうございました」

そういってペコリと頭を下げてくるが、何のことだかさっぱり分からない。
訝しげな視線を向けていると女生徒が慌てだす。

以下略



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