過去ログ - ダンガンライブ! 希望の学園と絶望のスクールアイドル
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/07(木) 22:15:35.48 ID:kPTHYaiu0
※注意

ダンガンロンパ風ラブライブSSです

貴方の嫁が死亡する可能性があります

安価はありません

亀更新になります

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/07(木) 22:26:43.80 ID:kPTHYaiu0
 最近、頭痛を感じることが多くなった。

 今迄――あの大会に出場するまでは、アイドルとして歌い、踊り、それだけで全てが薔薇色に見えていた。

 脳内麻薬の分泌。一種、ランナーズハイにも似た快楽が私を動かす原動力だった。だというのに、何故だろうか。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/07(木) 22:27:18.24 ID:kPTHYaiu0





以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/07(木) 22:45:56.30 ID:kPTHYaiu0
 自分がそこに立っていることが、矢澤にこには未だに信じられなかった。

 今から歌う予定のステージは、今迄経験してきたようなチープな作りとはほど遠い、豪華絢爛という文字を具現化したような大仰なものである。

 客席でははち切れんばかりのアイドルファン達が歓声を上げ、出演アイドルの名前を叫び、コールをしたりと思い思いに自分の推しチームを応援していた。
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/07(木) 23:05:33.77 ID:kPTHYaiu0
 穂乃果が差し出した手に、皆が手を重ねていく。

 まず園田海未と南ことりが、先を争うように手を重ねた。この二人は穂乃果のことになると、どうにも周りが見えなくなるきらいがある。

 西木野真姫、星空凛、小泉花陽の一年生組がそれに続く。
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/08/07(木) 23:27:25.97 ID:kPTHYaiu0
 微睡の中、頬に当たる硬く、冷たい感触ににこは目を覚ました。

 しょぼしょぼとぶれる目で、自分の頬に触れていた物へと視線をやると、それははたして机の天板である。

 どうにも教室の机に突っ伏して寝ていたようだ、と合点しにこは凝り固まった身体を伸ばす為にその場で伸びをした。腰と腕の骨が悲鳴を上げる感触が、やけに心地良い。
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/08/07(木) 23:57:38.11 ID:kPTHYaiu0
「ど、どういうことにこ」

 にこ、等とふざけている場合ではない。もっと手軽に出来るものであれば、またぞろ凛辺りが悪戯をしたのだろうと呆れることもできた。しかし、このような分厚い鉄板を打ち付けるなど、明らかに悪戯の範疇を超えている。

 そも、自分が寝ている横でガンガンと鉄を突く音が聞こえれば、どんな寝坊助でもたちまち飛び起きるであろう。とすれば、これは一体どういうことなのだ。鉄板部屋で惰眠を貪った覚えは、にこには無い。
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/08/08(金) 00:24:59.83 ID:h8tIGj4X0
 見覚えのない廊下に、またしてもにこの思考は奪われる。

 にこはこの教室を出るまで、少なくとも自分の立っているこの場所が、音乃木坂学院の教室だとばかり考えていた。それだけが、この非現実な現象と現実を結ぶ細い糸のようにすら思っていた。

 よくよく観察してみれば、教室内からして音乃木坂とは違うということが分かったのだが、正常な判断が出来ない状況に陥っていたにこがそう錯覚していたのも無理からぬ話であった。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/08(金) 00:35:50.25 ID:71lwKJgzO
saga莉倥¢繧医≧


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/08(金) 00:38:54.57 ID:71lwKJgzO
文字化けすまん
saga付けとこう


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/08/08(金) 00:42:36.39 ID:h8tIGj4X0
「とにかく、体育館に行ってみましょ。そこでネタバラシがある筈にこ」

 そう言い、にこは希の腕を引く。そのまま、先程当たりをつけた方向に行こうとした途端、逆に希に引っ張り返される。

「ちょ、ちょっと待ちい、にこっち」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/08/08(金) 00:46:03.94 ID:h8tIGj4X0
>>10
すいません、sage付けました


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/08/08(金) 01:03:27.43 ID:h8tIGj4X0
 目を白黒させるにこに、希は呆れたように一枚の紙切れを見せる。

「にこっち、これ見いへんかったん?」

 紙切れには、黒板と同じ人物が書いたのであろう、ミミズがのたくるような汚い字で希望ヶ峰学園入学おめでとうございます! との見出しが躍っていた。そのすぐ下には、恐らくはこの学園の地図であろう、天井から輪切りにしたように、それぞれの部屋の配置が書かれている。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/08(金) 01:21:23.06 ID:U73vgAB5o
sageじゃなくてsagaな
NGワード回避に


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/08/08(金) 01:23:08.19 ID:h8tIGj4X0
 いくつかの封鎖された教室――その中には保健室もあったが――を過ぎると、体育館への扉がようやく見えてきた。

 地図上では若干狭く見えるこの学園だが、その実とにかく広い。体育館までは少しの距離しかないだろうとタカをくくっていたにこも、十分も経てばこの学園の異様な広さに気付かされることになった。

 広いだけではなく、窓やあちらこちらに鉄板が打ち付けられているせいで、全体的に暗い雰囲気が漂っており薄気味が悪い。希は気にしていないようであったが、この廊下を一人で歩くのは勇気がいるなとにこは思った。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 01:24:26.71 ID:h8tIGj4X0
>>14
ありがとうございます、付け直しました


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 01:54:30.98 ID:h8tIGj4X0
「二人とも全然来ないから、皆本当に心配してたんですよー」

 花陽が言う。彼女はやや心配性の気があり、心配性というより心配症と言っても過言ではない程に、何かにつけ困ったり心配していたりするが、今はその気遣いがありがたい。

「皆はいつ頃からここに居ったん?」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 02:07:55.82 ID:h8tIGj4X0
 しかし、だ。

 体育館にて仲間たちと会うことが出来た。そこまではいい。問題は、ここに何があるかだ。

 体育館に居た面子の様子は、各々困惑はあれど体育館で何かあったようには思えない。しかし、あれほどあからさまに体育館に誘導していた相手が、ことここに至って何もしてこない筈がないのだ。全員が揃うまで何もしていないだけなら、そろそろ何か行動を起こしてくる筈である。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 02:23:28.51 ID:h8tIGj4X0
「何にゃこのぬいぐるみ!」

 驚き半分、呆れ半分といった声色で凛が叫ぶ。何が出てくるかと身構えていたら、ぬいぐるみが出てきたのだ。ついついそう叫んでしまうのも、仕方ないことであろう。

「僕はぬいぐるみじゃないやい!」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 02:38:42.54 ID:h8tIGj4X0
「オマエラ、まずは希望ヶ峰学園に入学おめでとうございます!」

「入学……ですか? 私たちは音乃木坂学園の生徒なのですが」

「今年から、超高校級だけではなく超スクールアイドル級の生徒も入学させることになったのです! オマエラμ'sはその第一期生として選ばれたんだよ」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 02:50:13.24 ID:h8tIGj4X0
「わわ、学園長への暴力は禁止だよ!」

「ふざけてないで、ここから出してよ!」

 ことりの言葉を受け、モノクマの目から光が消える。同時に、警告音のような甲高い音がモノクマの体内から鳴り出した。
以下略



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