過去ログ - トール「前と、後ろ。どっちがいい?」フィアンマ「どっち、も」
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1: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/17(日) 23:18:04.81 ID:oyMdLABn0


・ホモスレ

・雷神(全能)右方

・エログロ有(予定)

・捏造有
   
  

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2: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/17(日) 23:21:06.46 ID:oyMdLABn0

時計の針が深夜を指す頃、船は既に船内の明かりを全て消していた。
電色無き暗闇の中、閉めたはずのカーテンがふわりと不気味に揺れる。
窓を開けた覚えはない。よくよく見れば、周辺にはガラス片が散らばっていた。

以下略



3: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/17(日) 23:22:21.05 ID:oyMdLABn0

『とうさん、かあさん、どこにいるの…?』

ドアを開けた先には大勢の大人が居て。
その誰もがお互いをにらみ合い、傷つけ合い、最後には殺し合う。
以下略



4: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/17(日) 23:23:52.03 ID:oyMdLABn0

自分より強いものを圧倒的にねじ伏せることの何と気持ちが良いことか。

歪んだ愉悦に浸りながら、少年は自分よりも背丈の高い大人を叩きのめしていた。
何人死なせたか覚えてはいないが、この異常事態だ、どこに責任があるかもわからない。
以下略



5: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/17(日) 23:24:48.49 ID:oyMdLABn0



「………参ったな」

以下略



6: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/17(日) 23:25:54.36 ID:oyMdLABn0





以下略



7: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/17(日) 23:26:42.36 ID:oyMdLABn0

「……様子がおかしいな」
「…………」

テロか何かなら、銃声のひとつ位聞こえてきそうなものだが。
以下略



8: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/17(日) 23:27:38.22 ID:oyMdLABn0

とりあえずここまでです


9: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/18(月) 23:52:15.32 ID:I4KJacCn0

それにしても、治癒術式の効き目が悪い。
自分の生命力で自分の怪我を治そうとしているのだ、当然というべきか。
楽しく喧嘩をしていくにあたって、もう少し治癒術式について学ぶべきだろう。

以下略



10: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/18(月) 23:53:09.60 ID:I4KJacCn0

かちゃっ。

ドアが開くような気軽な音だった。
だが、二人の背に突きつけられたものは冷たい銃口だった。
以下略



11: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/18(月) 23:53:53.08 ID:I4KJacCn0

曰く、この世界は歪んでいる。
多くの争いが入り混じり、最早一つずつ解決出来るような範囲ではなくなっている。
今生きている、ただそれだけで人々は不幸に晒される事が確定しているようなもの。

以下略



12: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/18(月) 23:54:36.41 ID:I4KJacCn0

圧倒的な暴力。
もはやそれは、『戦争』と呼称すべきものであった。
乗客が居ない事を確認した上で列車を切り離し。
男達数人をねじ伏せた上で骨を曲げ、彼ら自身の骨を曲げて拘束し。
以下略



13: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/18(月) 23:55:55.97 ID:I4KJacCn0

列車は大幅に路線を外れて進んでいたため、イギリスからはそう遠くない微妙な地点へときている。
この分なら歩いた方が早い、と体力のあるトールは踏んだ訳で。

「……俺様はこれからどうすれば」
以下略



14: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/18(月) 23:57:04.10 ID:I4KJacCn0

ここまでです。
おやすみなさい。


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/08/19(火) 15:41:54.10 ID:8166ZPQM0
フィアンマさんかわいすぎて鼻血でた
トールくんイケメェン……


16: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/24(日) 01:40:57.26 ID:ZpKoRmlg0

限りなくNLっぽいホモが好きです。



以下略



17: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/24(日) 01:41:57.23 ID:ZpKoRmlg0

「ロンドンのビルっていうと、ギネス記録目指して建ててるヤツか…」

襲撃先のアタリを付けつつ、トールは霊装を動かしていた。
一度魔力を通せば、後は方向だけを微調整すればいい。
以下略



18: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/24(日) 01:44:22.32 ID:ZpKoRmlg0

「実行時刻までは今暫くあるな。
 ビル周辺に『人払い』だけ設置して飯食うか」
「そうだな。…俺様も空腹だ」
「ルーン刻んだ経験はあんのか?」
以下略



19: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/24(日) 01:44:52.95 ID:ZpKoRmlg0

何も決められないのかコイツは。

メニューを前におろおろと悩むフィアンマを見、トールはちょっぴりイライラしていた。
決められないのならば『本日のおすすめ』などにすれば良いのだが、それも決断できないらしい。
以下略



20: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/24(日) 01:45:43.72 ID:ZpKoRmlg0

「トールは頼りになるな」

ほんわかとした笑顔で言われても。

以下略



21: ◆RxERbt62ozsf[saga]
2014/08/24(日) 01:47:18.99 ID:ZpKoRmlg0

結局言葉を濁され、会話を打ち切られた。
もう少し仲良くなってから聞くべきだっただろうか、とトールは思う。
自分には居ないからわからないけれど、『大切な誰か』のためであったならばそうそう話せない理由だ。

以下略



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