過去ログ - ビッチ(改)
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/26(水) 23:40:17.35 ID:incPBixuo

第一部



以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/26(水) 23:42:02.06 ID:incPBixuo

 僕はコーヒーを飲み干すとカップを流しに片付けてから登校の準備にかかった。顔を洗
って歯を磨き制服に身を通してもまだ家族が起きてくる様子はなかった。着替えるのとカ
バンを取るために一度自分の部屋に戻る途中で妹の部屋をちらっと眺めたけど、妹は相変
わらずだらしなくでもしどけない格好で自分の体を晒しながら寝息をたてていた。
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/26(水) 23:43:51.45 ID:incPBixuo

「いいんですか?」

「うん」

以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/26(水) 23:46:12.90 ID:incPBixuo

 でもそれは考えても仕方のないことだった。

「何でそんなに暗い顔してんだよ」

以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/26(水) 23:49:03.81 ID:incPBixuo

 きっと妹は前から知っていたのではないか。僕と妹が本当の兄妹ではないことを。

 普通に考えれば両親が再婚した時、妹は僕以上に幼かったのだから彼女が真実を覚えて
いることは考えづらういけど、きっと親戚か誰かに聞いていたに違いない。
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/26(水) 23:50:04.08 ID:incPBixuo

 僕はもう何も言わないことにした。むしろ早く家の中に入ってしまいたいけど玄関前に
立ちはだかる妹をどかそうとすれば彼女の体に触れざるを得ない。

 僕に自分の体を触れられた妹がどういう行動を取るのかは、これまでの苦い経験でよく
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/26(水) 23:50:44.34 ID:incPBixuo

 昨日に続いて今朝も早朝に目を覚ませてしまった。重苦しい気分で目を覚ました僕は傍
らで抱きついて寝入っている妹を見てぎょっとした。

 何だ、これは。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/26(水) 23:53:22.27 ID:incPBixuo

「どういたしまして」

 僕も頭を下げた。高校生の男と多分中学生の少女が向かい合って頭を下げあっている光
景は傍から見たらずいぶんと滑稽な様子に見えたに違いない。
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/26(水) 23:54:58.79 ID:incPBixuo

 今の状況は志村さんの時よりもっと頼りない。額面どおりに受け取れば礼儀正しい女の
子が傘に入れてもらったお礼を改めてしたくて僕を待っていただけのことじゃないか。

 そう考えようと必死になった僕だけど、一度胸の中に湧き上がった期待はなかなか理性
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/26(水) 23:56:01.72 ID:incPBixuo

今日は以上です
しばらく以前のスレの再投下が続くと思います


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/27(木) 01:15:03.58 ID:mz/8v0ug0
トリプルの人かな?



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