過去ログ - キョン「ペルソナ!」 アイギス「FESであります!」
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102
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名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:58:50.63 ID:gIGEqEoto
「召喚シークエンス、『オルフェウス』!」
シャドウの攻撃が止んだ直後、声を放ったのは、アイギスだった。その体から、青い光と共に、竪琴を携えた、男性型のペルソナが現れる。
ペルソナが、竪琴の弦に手を当てた瞬間、わずかに青みがかった光が、古泉たちの体を包み込んだ。
以下略
103
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 22:00:10.41 ID:gIGEqEoto
「アイちゃん? うわ、ちょ、それは」
「ペルソナチェンジ完了……『メタトロン』!」
以下略
104
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 22:01:25.45 ID:gIGEqEoto
「あ、アイちゃんさ。メギドラオンは、一言言ってからって、約束したよな、前」
「すみません、つい」
以下略
105
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 22:03:41.86 ID:gIGEqEoto
「これはこれは。私は、アイギスと申します」
「へ? あ、どうも、岳羽ゆかりです……えっと、何、どういう展開になってんの?」
以下略
106
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 22:04:54.26 ID:gIGEqEoto
―――床が、冷たい。
体温の低下によって、俺の意識は、眠りの底から、現実へと引き戻された。
えーっと……俺は、今、どういう状況に置かれているんだっけ? 一瞬、考えがまとまらず、混乱するが、程なくして、俺は自分が、突然現れた落とし穴に飲み込まれたのだということを思い出した。
以下略
107
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 22:07:07.36 ID:gIGEqEoto
「くそっ、やっぱりか!」
これまでに見たことのないフォルムのシャドウだ。しかも、ここが一体、階層で言えばどのあたりなのか分からない、つまり、敵の強さは未知である。
だが、この距離で顔をつき合わせて、先制攻撃をしないわけにはいくまい。俺はダンテを繰り出し、閃光を帯びた羽ペンの先で、蛇の浮遊している空間を薙ぎ払った。
以下略
108
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 22:09:03.94 ID:gIGEqEoto
凛とした声。
ペルソナ。―――ああ、またこの単語だ。
以下略
109
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 22:11:01.16 ID:gIGEqEoto
「どうぞ、こちらへ」
少女は、カードを納めた書物を閉じると、天使のような笑顔を崩さぬまま、俺の手を引いて歩き始めた。成すがまま。とでも言わんばかりに、俺は無言で、その幼い背中を見失わぬよう、歩みを進める。
迷路のように入り組んだ赤い回廊を、少女は迷わずに進んで行き、途中で、いくつかの下り階段を降りた。
以下略
110
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 22:12:05.39 ID:gIGEqEoto
「ようこそ、ベルベットルームへ」
今しがた、少女の口から発せられたのと同じ言葉が、俺の耳に届く。
彼女の声とは違う。皺がれた、老人のような声だ。
以下略
111
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 22:13:50.24 ID:gIGEqEoto
「ベルベットルームは、ペルソナを使う者達の道しるべにございます。あなたは、半年振りの、私たちのお客様でございます」
ペルソナ。
当然のごとく零れだす、その言葉。
以下略
112
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 22:14:51.41 ID:gIGEqEoto
「上へ参ります」
その言葉と同時に。青い床が音を立て、俺達を含む四角い空間が、上昇を始めた。
以下略
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