24:名無しNIPPER
2015/01/04(日) 23:54:31.26 ID:U4iqd+Ij0
乙乙
25:名無しNIPPER[sage]
2015/01/05(月) 09:32:54.62 ID:v0v+SI/pO
乙やで
期待やで
26:名無しNIPPER[sage]
2015/01/05(月) 17:09:06.20 ID:0wpfjsKk0
>>1です。ぼちぼち乗っけてきます
27:名無しNIPPER
2015/01/05(月) 17:09:57.05 ID:0wpfjsKk0
マキ「…………つまり、だ。アンタはハナヨで」
花陽「……うん」
マキ「別世界で鏡に指を突き立てたら倒れこんじゃって」
28:名無しNIPPER
2015/01/05(月) 17:11:29.25 ID:0wpfjsKk0
ふむ、こちらの花陽はずいぶんとリン君に信頼されているようです。それはとっても素晴らしいことで――じゃあ、花陽はどうなんでしょう?凛ちゃんからは、花陽は―――。ぐるぐる、ぐるぐる。ぽつりと、声が聞こえました。
リン「――――ねえ、キミさあ、もしかしなくても、なんか悩んでるでしょ?」
花陽「ひぇっ!?
29:名無しNIPPER
2015/01/05(月) 17:19:44.38 ID:0wpfjsKk0
言いたいことを言い尽くすかのように吐き出して。後ろで小さく束ねた髪をぴょこんと跳ねさせながら、リン君はさっさと行ってしまいました。取り残される花陽とマキ君。ぽつーん、なんて擬音がお似合いな感じです。
じっと机を見つめて髪をくるくるするマキ君をちらちら眺めていると、入部したての頃、真姫ちゃんと二人きりになった時、一人脳内で話題探しに奔走したのを思い出して、妙にドキドキしちゃいます。
というか、マキ君の整った顔立ちにも――なんだか、ドキドキ。そっくりなつり目に、無造作ながらに整えられた、くるくるの癖っ毛。……そういえば、リン君もなかなかカッコよかったと思います。でも、マキ君に比べたら、可愛いカッコよさ、といった感じでしょうか。まーるい目の親しみやすい、元気な少年。雑誌の表紙でも、飾ってそうな……そんな感じ。
30:名無しNIPPER
2015/01/05(月) 17:21:46.93 ID:0wpfjsKk0
マキ「…………リンは――ああなると、聞かないからな……」
花陽「うん……知ってる」
マキ「……………。なあ、女子のオレ達っていうのは、どんなの……ああ、ううん、やっぱりいい」
31:名無しNIPPER
2015/01/05(月) 17:23:17.30 ID:0wpfjsKk0
ふと、意識が返りました。しまった、語りすぎてしまいました!
花陽「……あっ、えと、その」
マキ「……?どうかした?」
32:名無しNIPPER
2015/01/05(月) 17:28:01.12 ID:0wpfjsKk0
そう言えば、マキ君は溜め息をついて。
マキ「………なら、なんで相談してやらないんだ、その……悩みってのを」
花陽「あ……相談しようとは思ったんです、けど――」
33:名無しNIPPER
2015/01/05(月) 17:31:03.49 ID:0wpfjsKk0
フッ、と笑ったマキ君は、それはもう様になっていて、思わずぽけっと見とれちゃいそうになりました。なっただけなのでせーふです。
すると、かたんと椅子を揺らしたマキ君が姿勢を正しました。つられて、花陽の背筋もぴん、と伸びます。大事な秘め事を話すように、頬を染めたマキ君はぼそぼそと。
マキ「じゃあ、本当に――その、お、オレに相談するか…?
34:名無しNIPPER
2015/01/05(月) 17:46:30.58 ID:0wpfjsKk0
マキ「リンはああ言ってたけど、オレも、その方がいいと思う。きっと間違ってないよ、その判断は」
花陽「そう……ですかね」
マキ「ああ。もしその女版のオレの立ち位置にオレがいたなら……ま、別に、嫌がることは……ないだろう、し」
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