過去ログ - 岡崎泰葉「あなたの為の雛祭り」
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1:名無しNIPPER[saga]
2015/03/06(金) 18:18:37.44 ID:l86T3b8Ko


お人形遊びをした事、ありますか?


大抵の女の子であれば、小さな頃に経験しているものです。
おままごとだったり、あるいは着せ替え遊びだったり。

もちろん私もやった事があります。
けれどみんなと違ったのは、大きくなっても大好きだった事。
大抵の女の子であれば興味を失っていくそれに、私は夢中になっていました。


綺麗な洋服。
素敵なお家。
華麗な物語――


私はいつしかそんな世界に憧れて、芸能界へ足を踏み出しました。


色々な衣装。
眩しいスタジオ。
新鮮な体験。


モデルや子役、ドラマに映画。
もちろん辛い事や苦しい時もあったけれど、憧れだった世界は眩しくて、楽しくて――


SSWiki : ss.vip2ch.com



2:名無しNIPPER[saga]
2015/03/06(金) 18:22:44.06 ID:l86T3b8Ko


 「――岡崎さん。本日は藤原へのご指導、ありがとうございました」


以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2015/03/06(金) 18:27:44.36 ID:l86T3b8Ko

 「それが、とても嬉しかったんです」

そう言って笑う彼女はとても可愛らしくて。
まだまだ駆け出しのアイドルだと聞きましたが、この分なら遠くない内に人気を博すでしょう。
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2015/03/06(金) 18:36:56.35 ID:l86T3b8Ko


 「岡崎泰葉さん」


以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2015/03/06(金) 18:37:42.69 ID:l86T3b8Ko

小さな大先輩こと岡崎泰葉ちゃんのSSです


前作とか
以下略



6:名無しNIPPER[sage]
2015/03/06(金) 18:40:57.32 ID:6B7LGZn5O
やったー先輩SSだー!!


7:名無しNIPPER[saga]
2015/03/06(金) 19:02:23.53 ID:l86T3b8Ko
 ― = ― ≡ ― = ―

 「……マネージャーさんじゃなかったんだ」

シンデレラガールズプロダクション、アイドルプロデュース課、クリアクール部門、プロデューサー。
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2015/03/06(金) 19:52:18.38 ID:l86T3b8Ko

 「泰葉ちゃん」

信号待ちをしていると、マネージャーさんが口を開きます。

以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2015/03/06(金) 21:00:25.63 ID:l86T3b8Ko
 ― = ― ≡ ― = ―

 「失礼します」

社長室へ入るのも久しぶりでした。
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2015/03/06(金) 21:53:55.49 ID:l86T3b8Ko

 「…………その」

 「ああ、いや。ムリヤリ辞めさせようとかそういった話では全くないから安心してね」

以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2015/03/06(金) 23:05:19.09 ID:l86T3b8Ko

少し冷めた緑茶を一口。
湯呑を両手で支えたまま、じっと考え込みます。

 「社長は」
以下略



12:名無しNIPPER[sage]
2015/03/07(土) 00:15:34.06 ID:YeWB4IeDO
誕生日でもないのに先輩のSSが最近溢れてるな、素晴らしい


13:名無しNIPPER[sage]
2015/03/07(土) 00:34:01.50 ID:km527cnio
蘭子ちゃんかわいい(断末魔


14:名無しNIPPER[saga]
2015/03/07(土) 00:35:05.14 ID:km527cnio
 ― = ― ≡ ― = ―

 「…………」

どうにも落ち着かなくて、きょろきょろと辺りを見回してしまいます。
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2015/03/07(土) 01:31:10.00 ID:km527cnio

 「……?」

意外な言葉に首を傾げます。

以下略



16:名無しNIPPER[sage]
2015/03/07(土) 02:32:35.10 ID:2++k4WC+o
先輩ハスハスしたい


17:>>16 わかる[saga]
2015/03/07(土) 09:04:03.75 ID:km527cnio

詳しくはなくとも、私が活動中の事は知っていた筈です。
なのにどうして、自身の評判を下げるような事をしてまで声を掛けたのか。
そう問い掛けるとプロデューサーさんは口を開きかけて、けれど言葉を選ぶように黙ります。
ちょっと不安になるくらいの沈黙の末に、細く息を吐きました。
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2015/03/07(土) 09:55:09.23 ID:km527cnio

 「どうかしたか」

 「何だか疲れてしまいまして」

以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2015/03/07(土) 10:45:58.52 ID:km527cnio
 ― = ― ≡ ― = ―

 「えーと、ひとまず確認事項はこんなところかな。何か質問はある?」

 「はい」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2015/03/07(土) 11:24:47.99 ID:km527cnio

 「……っと、いけないいけない。つい横道にね」

 「迷っちゃいましたか?」

以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2015/03/07(土) 12:05:55.84 ID:km527cnio

 「……うん。泰葉ちゃんならそう言ってくれると思ってたよ」

何度か深く頷くと、いきなりびしりと右腕を掲げました。

以下略



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