過去ログ - 佐々木「一つ、お願いがあるんだ」
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103:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 00:52:31.11 ID:IwlMUGAtO

即日、俺は生徒会から呼び出しを食らい、知った通りの紆余曲折の末にSOS団の部誌製作が決まった。

俺は別に、ハルヒに直接そうしようと提案すれば済む話だと思ったのだが、

以下略



104:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 00:54:02.11 ID:IwlMUGAtO

「これ、読んでみてくれ」

昼休みのうちに人数分刷っておいたものをみんなに手渡しながら、

以下略



105:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 00:55:00.49 ID:IwlMUGAtO

俺はひとり手持無沙汰であったのでネットサーフィンしつつ微睡みつつしていたのだが、

日もだいぶ傾いたころ、長門、古泉、ハルヒ、朝比奈さんの順に読み終わったようで、

以下略



106:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 00:56:28.93 ID:IwlMUGAtO

「じゃあこれ全部夢の内容ってわけ?」

「あー、まあそういうことだ」

以下略



107:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 00:57:12.15 ID:IwlMUGAtO

あの冬の日のハルヒ消失事件の影響だろうか、長門の栞を見ると事態が好転するという気がしてくる。

解散した後しばし時間を潰してから踵を返し、ポケットの中で栞を握りながら長門の家へ向かった。

以下略



108:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 00:57:48.03 ID:IwlMUGAtO

「つーことは何だ、お前には俺の記憶が読み取れるって言うのか?」

「"佐々木"に関する記憶に限定するなら、そうだと言える。

以下略



109:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 00:58:46.09 ID:IwlMUGAtO

突然の来訪者の足音が、部屋の光が届く範囲に近づいてくる。

やがて、セミロングの髪を揺らすそのシルエットの正体が明らかになった。

以下略



110:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 01:01:55.12 ID:IwlMUGAtO

危険分子だ? なんで長門がそんなもんに認定されるんだ。どう見ても危険なのはお前の方じゃねえか。

「前に長門さんが行った改変は、エラーデータの蓄積が引き起こした避けられないものだった。

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111:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 01:02:36.42 ID:IwlMUGAtO

「だから、余計なことは言わないことね。

 今日、あなたから情報の湧出が見られた時間以降は、長門さんの行動と言動は全て監視されているわ」

以下略



112:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 01:03:08.71 ID:IwlMUGAtO

「長門、お前は佐々木を再生出来る、と言ったよな?」

「言った」

以下略



113:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 01:06:29.99 ID:IwlMUGAtO

それからの数日は、俺の悪い予感が的中したかのように何の突破口も見い出せないまま過ぎていった。

そんな折、部誌の製作にあたって早々に書き上げた長門、古泉と異なり朝比奈さんは四苦八苦していた。

以下略



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