過去ログ - 艦隊これくしょん 〜艦これ〜 Bright:金剛
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◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:20:11.33 ID:uAkK07/C0
最初に
以下の7つの縛りを設けます。
1.無駄に長い長編です。(全7〜12話完結を予定)
7割シリアス、3割日常です(たぶん)
アニメ版艦これ(特に脚本)に対し、不満のあった方向けです
2.特撮っぽい暑苦しい(?)ノリで行きます。そっちが苦手な方ご注意
3.間隔としては、数週間に1話の割合で投稿の予定です。
4.キャラ設定などはアニメではなく原作ゲーム等に沿った形式です。
(ちなみに筆者はゲーム版はちょこっとプレイ済。コミック・ラノベなどは一通り読破)
5.支援イラスト、宣伝等戴ければ歓迎です。イラストは絵の優劣などは問いません。
イラストを戴けた場合、このスレおよび渋の方で御礼を述べさせていただきます。
※このお話と同一の内容の文章をpixivにも投稿いたします。渋にアカウントをお持ちの方はそちらが便利です
6.制作にあたって、以下の縛りを設けます。
「なるべく原作のキャラに準拠(※例外有り)」
「(実装済の)艦娘は一人も死亡させない」
「ゲームのセリフを入れる」
「如月と祥鳳をできる限り活躍させる」←ここ重要
7.史実準拠? 何それ美味しい中国の料理?
SSWiki :
ss.vip2ch.com
2
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/05/30(土) 14:20:59.53 ID:3fmSpV8mO
前書きなげーよくっさ
3
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◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:21:11.77 ID:uAkK07/C0
海。地球の七割の面積を占める未知のフロンティア。
そこには人知れぬ生命体が無数に存在する。今日も続々と深海から新種が発見される。不気味な深海魚に目のない蟹。あの巨大な体躯を持つダイオウイ
以下略
4
:
◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:22:23.63 ID:uAkK07/C0
10年前のその日、ある少女達は英国にいた。紳士の国と呼ばれるその国は寒かった。街には既に雪が積もり、人々の吐く息は白くなっていた。
とある大きな港。二人の少女が暑いコートを羽織り、誰かを待っていた。その顔つきはどことなく似ており、二人は姉妹であることが伺えた。
以下略
5
:
◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:27:03.57 ID:uxiL7peg0
この姉妹はイギリスに留学しており、この日一通りの課程を終了して豪華客船で日本に帰る予定だった。
客船の乗り口で待つ両親のもとへ、姉妹は元気よく走り出した。
以下略
6
:
◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:27:46.66 ID:uxiL7peg0
死の恐怖に震える二人の前に、怪物がゆっくりと近づいてくる。海水に濡れた怪物は人間の美女の姿をしていたが、血の気のないその顔に人間らしい暖
かな感情は伺えない。ただ冷たい蒼眼で少女達を見つめるだけだった。
以下略
7
:
◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:29:53.76 ID:uxiL7peg0
第一回 私の実力、見せてあげるネー!
以下略
8
:
◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:31:15.26 ID:uxiL7peg0
深海棲艦と呼ばれた海の怪物達。この脅威をどのように扱うかは各国で意見が分かれた。
人間やクジラそっくりな見た目、そしてわずかながら人語を話すなどの特徴から知的生命体なのではないか、と考える一派もあった。無論、だからと言
以下略
9
:
◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:33:25.27 ID:uxiL7peg0
少女も、10年前のあの時はそうだった。
震える妹を抱きしめつつも、自身も恐怖に怯え、両親を失った絶望と悲しみ、そして無力感に包まれた。
以下略
10
:
◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:36:29.99 ID:CYvm8SPd0
深海棲艦が艦娘の活躍によって撃退された後、各国家や軍需産業はこぞって彼女達を手にしようと働きかけた。
これほど美味しい逸材を是非とも我が手に収めたいと思うのが人の性というものであろう。何より、彼女達の武装は軍需産業にとって喉から手が出るほど素晴らしいものであった。海を自在に歩くという人類の長年の夢を実現できるのだ。誰がこれを欲しがらずにいるだろうか。
しかし、彼女達の装備、通称『艤装』は再現不能であった。ある程度ならば人の技術によって整備や修理、形の再現こそ可能ではあったが、人類の技術によって、一から艤装を新造することはできなかった。構造が全く分からないのだ。
以下略
11
:
◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:37:38.30 ID:CYvm8SPd0
と、少女がそれまでの深海棲艦と艦娘の戦史を振り返っていると、後ろから誰かが彼女を呼んだ。
「お姉さま・・・」
以下略
12
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◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:38:30.49 ID:CYvm8SPd0
二人はこの10年の間に、厳しい訓練を経て艦娘となった。
あの惨劇の後、二人の前に突然軍艦の形状をした艤装が現れた。そして、二人はその艤装の適合者だと判明したたのだ。艦娘は艤装に選ばれた者しかなれない。艤装はどんな少女でも装備できるものではなく、艤装自身が選んだ特定の少女のみしか装備できないことも判明した。その選定基準も未だに確立したものがなく、各国政府は艦娘の探索に苦労していた。
以下略
13
:
◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:40:30.45 ID:CYvm8SPd0
翌朝、金剛と比叡は巫女服のような上着とスカートを身に纏い、ホテルを後にした。彼女たちの装備は別ルートで送られる。
艤装はある一定の形状をした服装を着用していないと装着できない。その代償として、彼女達は艤装を装備している間は透明の防御壁によって一定のレベルであらゆる攻撃から守られる。
以下略
14
:
◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:41:37.04 ID:CYvm8SPd0
「英国生まれの艦娘、金剛デース!ヨロシクオネガイシマース!」
「同じく比叡です! これからよろしくお願いします!」
以下略
15
:
◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:42:47.42 ID:CYvm8SPd0
ようやく彼から離れ、改めて敬礼の姿勢を示した金剛達を見て、提督も満足げに頷く。
「改めて挨拶させて頂こう。私がこの横須賀鎮守府の総司令、伊吹龍だ。今後は私の指揮下に入り、関東付近の海を防衛してもらう。宜しく頼む」
以下略
16
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◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:44:58.58 ID:CYvm8SPd0
挨拶を終えると、金剛はチラリと伊吹を見た後、赤城を見た。
そして再び伊吹を見た後、また赤城を見つめる。その繰り返しだ。
以下略
17
:
◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:46:59.75 ID:8CTu9WN70
執務室から出た後、少し離れた廊下で金剛は比叡に叱られていた。
「お姉さま!いくらなんでもアレはやりすぎです! いくら司令に久々にお会いできたからといって・・・」
以下略
18
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◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:47:53.58 ID:8CTu9WN70
長髪の少女も自己紹介をした。
「Oh, Destroyerですね!」
以下略
19
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◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:50:35.93 ID:8CTu9WN70
如月達はその小柄な身体に見合わぬ力で金剛達を引っ張り、鎮守府を回ってゆく。
金剛達は建物の壁を見つめた。よく見るとあちらこちらの壁や扉に改修したような痕跡が見られた。漆喰が塗り直された跡が見える。
以下略
20
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◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:51:53.89 ID:8CTu9WN70
工廠を見学した後、如月達は再び本棟へと向かう。執務室は本棟二階にあり、一階は食堂や浴室、艦娘が一般教養を学ぶ学習室などが設けられていた。学習室では幼い容貌の艦娘達が仲良く授業を受けていた。
彼女達の様子を窓越しに見ながら、如月達は食堂へと金剛達を案内した。
以下略
21
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◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:53:53.90 ID:8CTu9WN70
次に如月達は二人を浴室へと案内した。
風呂は銭湯のような構造で、複数人が入れるものだった。湯船には少なくとも6人以上入れそうだ。
以下略
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