457:以下、２０１５年にかわりまして２０１６年がお送りします[saga]
2016/01/10(日) 00:17:33.99 ID:e3H/TfZi0
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那智の奇襲より少し前、輸送艦より4時方向、2ｋｍ地点にある岩礁。那智と路を別にした五十鈴と望月はそこで機が熟すのを待っていた。
告げられた作戦では合図があるまで此処で待機し、その後攻撃を開始するという手筈だった。
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2016/01/10(日) 00:19:06.22 ID:e3H/TfZi0
五十鈴「……来た」
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2016/01/10(日) 00:21:03.32 ID:e3H/TfZi0
敵空母の背後を取る形で、気付かれないようにと音を極力抑え、ゆっくりと近づいていく。
やがて彼女らの射程より遠く、しかし敵空母の姿がハッキリと視認できる位置まで二人は移動した。
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2016/01/10(日) 00:23:01.23 ID:e3H/TfZi0
五十鈴「吹き飛べ」
呟いて五十鈴は引き金を引いた。
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2016/01/10(日) 00:24:27.45 ID:e3H/TfZi0
長良『五十鈴？』
そこで丁度長良から連絡が入る。彼女達の部隊も無事敵空母を落としたという。
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2016/01/10(日) 00:30:41.60 ID:e3H/TfZi0
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提督「そうか。やはりな」
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2016/01/10(日) 00:33:02.06 ID:e3H/TfZi0
五十鈴『……輸送艦の襲撃は囮ってこと？』
提督「そうだ」
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2016/01/10(日) 00:35:08.72 ID:e3H/TfZi0
提督「そんなに俺が心配か？五十鈴？」
五十鈴『な、ななななな……何言ってんの馬鹿！違うわよ馬鹿っ！』
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2016/01/10(日) 00:37:19.22 ID:e3H/TfZi0
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卯月「ばんとーさん！言われたものもってきたぴょん！」
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2016/01/10(日) 00:38:59.47 ID:e3H/TfZi0
「……サイレン？」
文月「ま、また？」
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2016/01/10(日) 00:41:33.70 ID:e3H/TfZi0
「行こうか」
使っていた工具を簡単に纏めて二人に声を掛けた。
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