227:名無しNIPPER[sage]
2015/06/29(月) 17:56:30.18 ID:r4GTRvtdo
 乙 
228:名無しNIPPER[sage]
2015/06/29(月) 20:28:29.76 ID:3g/UVDuTO
 乙です 
229:名無しNIPPER[saga]
2015/06/29(月) 23:26:23.45 ID:4iXaYZSDO
 『そういえば彼、何者なの?』 
  
  
 モニターに映る白髪の男性が訊いてきた。微笑んでいるようにも見える、何を考えているか分からない表情。未だに慣れない。 
  
230:名無しNIPPER[saga]
2015/06/29(月) 23:43:13.43 ID:4iXaYZSDO
 『ごめんなさいね、スザクくん』 
  
  
 「いえ……。状況はどうなってます?」 
  
231:名無しNIPPER[saga]
2015/06/30(火) 00:04:31.98 ID:oqH+Nm+DO
 「こちらは<サザーランド>が六騎……数が違い過ぎる」 
  
  
 『そうだね。こんな状況だし、準備だけはしておいて』 
  
232:名無しNIPPER[saga]
2015/06/30(火) 00:26:50.84 ID:oqH+Nm+DO
 それが分からないわけでもないだろうに。抑えきれない苛立ち。歯を強く噛み締める。暗い室内にギリッという嫌な音が響いた。 
  
  
 「供給ラインの方は止まりました?」 
  
233:名無しNIPPER[saga]
2015/06/30(火) 00:53:20.97 ID:oqH+Nm+DO
 『お、ブリタニア軍が撤退し始めたね。これはもしかして──』 
  
  
 ロイドの言葉が途中で切れる。扉が開き、慌ただしく迫る足音。セシルが戻ってきたらしい。 
  
234:名無しNIPPER[saga]
2015/06/30(火) 01:45:05.02 ID:oqH+Nm+DO
 緑のツインアイが輝く。白と金の美しいボディ。 
  
  
 角張ったデザインの<サザーランド>や<グロースター>と違い、鍛え上げられた肉体のようにしなやかで流線型なシルエット。 
  
235:名無しNIPPER[saga]
2015/06/30(火) 02:07:47.11 ID:oqH+Nm+DO
 <ランスロット>の腰部には専用の火砲が装備されているが、それを使う気はなかった。 
  
  
 四基の強化型スラッシュハーケンを起動。最新式の照準システムは落下中という難しい状態にも関わらず、タイムラグをほとんど感じさせずに四騎を同時にロックオンした。 
  
236:名無しNIPPER[saga]
2015/06/30(火) 02:10:19.61 ID:oqH+Nm+DO
 今回はこの辺で。ここまで読んで頂いた方、ありがとうございました。 
  
  
 ナイトメア戦が分かりずらいかと思いますが、ご容赦下さい。今後もっと増えます。 
237:名無しNIPPER[saga]
2015/06/30(火) 10:24:43.07 ID:oqH+Nm+DO
 「敵ナイトメア、残り四騎。撤退を開始しました」 
  
  
 ブリタニア軍特別派遣嚮導技術部……略して"特派"が所有するトレーラーの中。モニターにリアルタイムで表示される戦力図を眺めながら、セシルが言った。 
  
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