289:名無しNIPPER[sage]
2015/07/03(金) 09:54:54.02 ID:yDUlCUC6O
乙です
290:名無しNIPPER[sage]
2015/07/03(金) 11:13:07.65 ID:voK3KbBUO
おつおつー
久し振りにロスカラやるかな
291:名無しNIPPER[saga]
2015/07/05(日) 23:39:50.15 ID:Rn1iS1tDO
夕方。
ライは生徒会室で一人、外を眺めていた。ルルーシュとリヴァルはサボり……おそらく賭けチェスだろう、シャーリーは水泳部、ニーナは科学室、カレンは病欠。
292:名無しNIPPER[saga]
2015/07/06(月) 00:14:37.36 ID:DIPBHoXDO
「まったくもう……。別に、あなた一人でやらなくたっていいんだからね」
「しかし、こういった仕事が累積するのは良くないです」
293:名無しNIPPER[saga]
2015/07/06(月) 00:21:56.99 ID:DIPBHoXDO
「授業だってちゃんと受けてますよ」
別に、生徒会の仕事だけをしているわけではない。そう思って言ったのだが、会長の機嫌は直らない。
294:名無しNIPPER[saga]
2015/07/06(月) 00:25:24.48 ID:DIPBHoXDO
そうした、アッシュフォード学園の魅力を客観的な事実に基づいてライが説明する。我ながらナイスなプレゼンテーションだと思ったが、ミレイは不満顔のままだった。
五分後、室内プールの衛生面と安全性を話し終えてから、図書室の蔵書数とそのジャンルの幅広さについて話が切り替わる時だった。自身の学園のプレゼンを延々と聞かされていた生徒会長が勢い良く立ち上がる。
295:名無しNIPPER[saga]
2015/07/06(月) 00:27:07.70 ID:DIPBHoXDO
「……分かったわ」
ミレイは静かに言った。腕を組み、こちらを見下ろす。
296:名無しNIPPER[saga]
2015/07/06(月) 00:30:02.05 ID:DIPBHoXDO
「ほーらっ。気を落とさない。学園で楽しそうにしてる女の子達でも見たら、きっと元気出るわよ」
「……そうですね」
297:名無しNIPPER[saga]
2015/07/06(月) 00:32:21.97 ID:DIPBHoXDO
ミレイにひとしきり笑われた後、学園案内が再開された。すれ違う生徒(特に男子)から嫉妬のこもった視線が送られてくる。慣れていたので無視した。
そして敷地内をぐるりと周った後、校内に入る。さすがに内部は問題ないと思ったのだが、
298:名無しNIPPER[saga]
2015/07/06(月) 00:34:33.42 ID:DIPBHoXDO
ライが押し黙っていると、ため息を吐かれた。
「強情ねー。言うこと聞けないなら、また会長権限が発動するわよ?」
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