過去ログ - 犬勇者「わんわんお!」
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61:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 10:20:40.86 ID:KOkQ8ecn0
戦士だって自分(エネルギーとか)や他人(鍛治士とか)を犠牲に術(物理)を使うじゃない


62:名無しNIPPER[sage]
2015/08/11(火) 06:14:29.74 ID:s4nbczODO
夏休みだなあ…


63: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/08/17(月) 23:18:24.97 ID:DSNxDsCAo

――冒険者ギルド・一年前

私が勇者と出会ったのは妹のギルドへの登録願いに付き添った時だった。
父の下から離れ、妹は魔法学院へ。私はギルドの管理の下で、呪術を研究させてもらっていた。
以下略



64: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/08/17(月) 23:18:54.82 ID:DSNxDsCAo

魔法使い「こんにちは! 魔法学院の推薦で来ました、魔法使いです!」

ギルドの受付で、妹が元気良く挨拶する。それに釣られる様に、周囲の冒険者も笑顔になった。
妹は太陽みたいな、底なしの元気を分け与えてくれる存在だった。
以下略



65: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/08/17(月) 23:19:45.07 ID:DSNxDsCAo

魔法使い「んもー、私は大丈夫なのに。一緒にも暮らせてないし、やんなっちゃうなあ」

呪術師「我侭、言わないで。こうして王都で、毎日会ってるじゃない」

以下略



66: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/08/17(月) 23:20:27.58 ID:DSNxDsCAo

――王都郊外・廃村

呪術師「…………此処で、何かあった」

以下略



67: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/08/17(月) 23:21:21.12 ID:DSNxDsCAo

呪術師「…………これ、は」

儀礼用と思われる祭壇が小規模ではあるが、設置されていた。
その上に置かれていた書物には、此処で研究されていたと思われる事が記されていた。
以下略



68: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/08/17(月) 23:22:09.73 ID:DSNxDsCAo

だけど、私には効かない―――。

呪術師「…………かくれんぼは、終わり」

以下略



69: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/08/17(月) 23:22:35.84 ID:DSNxDsCAo

術者「言っても無駄か、所詮は王都の犬―――志半ばに、死ねるかあああああ!」

呪術師「……………っ!?」

以下略



70: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/08/17(月) 23:23:04.07 ID:DSNxDsCAo

術者「く、くくくく! どうだ、私の姿に驚いたか小娘ェ!!!!!!」

彼の姿は……正しく、魔物。大型魔獣に近い姿だった。
長い牙、肥大化した筋肉、爬虫類じみた双眸―――まるで、蜥蜴の様な。
以下略



71: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/08/17(月) 23:23:31.24 ID:DSNxDsCAo

術者「ひ、ひはっ!? ば、ばばば、ばかな……言葉、言葉、言葉だけで、私の身体に”呪い”を掛けたと言うのか……っ!?」

呪術師「はあ、はあ……別に、不思議な事じゃない……」

以下略



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