過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
1- 20
139:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 22:38:30.65 ID:7YfIX9WR0
なんだかほんわかした雰囲気の人。それが彼女に抱いた第一印象だった。だが、その下に何か

隠している気がするのは、少し前に雪ノ下陽乃とあったからだろうか。

「生徒会長の城廻めぐりです。え、えっと……、みんなでがんばろー!おーっ!」
以下略



140:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 22:40:53.42 ID:7YfIX9WR0
皆の方を見まわした城廻の視線が、雪ノ下の前でとまる。

雪ノ下の眉根がピクリと動いた。

どうやら不機嫌になっているようだ。
以下略



141:名無しNIPPER
2015/09/13(日) 22:42:00.95 ID:7YfIX9WR0
「うん、欲望。人は、欲望をかなえるために生きる」

彼の言葉にはとても実感がこもっていて、すんなりと胸の中に入ってきた。

「だけど、欲望に支配されちゃいけない」
以下略



142:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 22:43:40.29 ID:7YfIX9WR0
終始そんな調子で役割が決まっていく。

ちなみに俺は、きちんと記録雑務に収まっていた。

この係、俺に似たような奴ばかりが集まった、積極性の墓場とも呼べる体をなしている。
以下略



143:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 22:45:03.70 ID:7YfIX9WR0
「え?なんだって?」

思わず某難聴系のセリフを口にだしてしまった。

ちなみに彼のモデルは佐村河内らしい。
以下略



144:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 22:46:39.22 ID:7YfIX9WR0
「あの人、普通の生活でもライダーバトルのことを持ちこむのね……」

「奉仕部の顧問として、だとよ」

「まともにその責を果たしたことはないというのにね。義務は果たさず権利ばかりを主張する、
以下略



145:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 22:48:19.12 ID:7YfIX9WR0
「うち、実行委員をやることになったんだけどさ、なんて言うのかな……。自信がなくて。だ

から、助けてほしいんだ」

昨日の委員会の後、相模は火野先生と話していたが、もしかするとあのあと彼がアドバイスし
以下略



146:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 22:49:54.26 ID:7YfIX9WR0
「でも、いつもなら」

「……相模さんだけでやらせたら、十中八九、いえ、100%失敗するでしょう。学校行事な

んてどうでもいいと思っているけどね、失敗するというのがわかっているものを放置すること
以下略



147:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 22:50:55.55 ID:7YfIX9WR0
「そう、で、嫌な話って何?」

「え?い、今のがそうなんだけど」

「それのどこが嫌な話なんだ?」
以下略



148:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 22:51:53.57 ID:7YfIX9WR0
相模と由比ヶ浜。二人がクラスの中心的グループに属していたというのは想像に難くない。

由比ヶ浜はその容姿もさることながら、人とうまくやる、合わせるのが得意だ。だから、どん

なノリにもある程度ついていける。
以下略



149:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 22:52:41.47 ID:7YfIX9WR0
定例ミーティングの席で、彼女は自慢げに発表した。お前の手柄でもなんでもないというのに

……。

火野先生、城廻が一目置いていた存在として、文実メンバーはおおむね肯定的だった。
以下略



635Res/1285.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice