過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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182:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:16:18.10 ID:7YfIX9WR0
オブザーバーとして、葉山と陽乃という超特大の余計な物まで付いてきたのが悩みの種だ。

そしてこのことは、文実に秩序が失われていることの何よりの証でもあった。

少なくなる一方のメンバーで何とか回していたこの状況でこの一件はとどめの一撃となった。
以下略



183:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:16:59.40 ID:7YfIX9WR0
俺は知っている。言葉を用いずとも意思を伝える方法を。

休み時間の寝たふり、頼みごとをされた時のいやな顔、仕事中のため息。

語らずとも、いつだって俺は言外に意思表示をしてきた。
以下略



184:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:17:30.35 ID:7YfIX9WR0
「え、でも……」

相模があわてて雪ノ下の言葉を止める。

「どの道この場では決まりっこないわ。各自で考えてきて、明日決めましょう。以降の作業は
以下略



185:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:18:13.27 ID:7YfIX9WR0
一方俺はボロカスに陰口をたたかれ、シカトにハブにされていた。

が、これはいじめではない。我が校にいじめは存在しない。

仕事を振ってくる際も声をかけずにそっと置いていく。
以下略



186:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:18:50.72 ID:7YfIX9WR0
ブラック委員会に努めているんだが、俺はもう限界かもしれない。

一日一日と過ぎていき、寒くなる気温とは裏腹に文実はどんどん熱を帯びていく。

ドアも終始あけっぱなしだ。
以下略



187:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:19:17.81 ID:7YfIX9WR0
悔しそうに唇をかみしめて、火野先生は一歩後ろに下がる。

そんな彼に変わるようにして、雪ノ下が一歩前に出る。

「あなたがどんな力を持っていようと、私がやることに変わりは無いわ。あなたを倒す、それ
以下略



188:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:19:49.23 ID:7YfIX9WR0
「「Swword Vent」」

聞き慣れた俺の召喚機と、それをいくらか下げたような気味の悪い音が響き渡る。

武器の形状もそっくりそのままだ。違うのはその色だけだ。
以下略



189:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:20:19.52 ID:7YfIX9WR0
煉獄と瘴気の衝突。

俺も相当の衝撃を受けたものの、吹き飛ばされたのはリュウガの方だった。

「く……仕方ない、ここは引くか」
以下略



190:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:20:48.58 ID:7YfIX9WR0
迷いなく心臓部を狙った一撃。

完璧なタイミングなはず。

だが、手ごたえは無かった。
以下略



191:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:21:18.62 ID:7YfIX9WR0
私は右手もとにころがしてあったウイングランサーを手に取った。

そして可能な限りの速さで、それをオーディンのベルトにつき刺した。

「う、ぐ、……ああぁっ!」
以下略



192:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:22:12.68 ID:7YfIX9WR0
さればこそそこに立つ者は特別な存在と言えるし、そうであるべきだ。

生徒達の声が、一つ、また一つと消えていく。

『十秒前』
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