過去ログ - 卯月「これが私たちの、ガンプラバトル」
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◆bA3jMfAQJs
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2015/08/15(土) 22:08:42.85 ID:bjpB9rtg0
プロローグ
ガンダム・ビルドバトラー。
以下略
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◆bA3jMfAQJs
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2015/08/15(土) 22:11:16.15 ID:bjpB9rtg0
一筋の光が、宇宙の彼方で光った。
光を放ちながら、高速で近づくその機体。
既にその姿はボロボロだ。背部は回路まで丸見えの状態。デブリにぶつけでもしたのか、頭部も少し破損している。
以下略
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◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/15(土) 22:14:19.21 ID:bjpB9rtg0
島村卯月はその日、テレビ収録の仕事を終え、事務所近くの駅で暇を潰していた。
本日は直帰となっていたが、家に帰ってもする事が無いので、事務所へ寄ろうと考えていたのだが、彼女のプロデューサーも今はイタリアに出向いて他のアイドルプロデュースをしている。後数週間は戻ってこない筈だ。
以下略
5
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◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/15(土) 22:15:50.67 ID:bjpB9rtg0
765プロダクション。
卯月にとっては天程にも遠い存在であるその事務所は、卯月の所属する346プロダクションと同じく
アイドル芸能事務所だ。天海春香などのアイドルが、いい例だろう。
以下略
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◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/15(土) 22:17:01.81 ID:bjpB9rtg0
「あ、それ知ってます! アムロの乗ってるガンダムですね!」
「ぶぶー。違うよ卯月。これはジェリドとか、ティターンズの乗ってるガンダムMk-Uだから。乗った事がある主人公はカミーユとか位だね」
「てぃたーんず……?」
「まぁ、知らないのは無理ないよね。おじさん、この子見学で」
以下略
7
:
◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/15(土) 22:19:23.54 ID:bjpB9rtg0
ガンダムMk-Uは、その背部に装備したビームライフルを構え、それを二射する。
その攻撃を避けるのは、紺色の塗装が施された量産機――EMS-010【ヅダ】だ。
以下略
8
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◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/15(土) 22:21:57.07 ID:bjpB9rtg0
「お待たせ、卯月――卯月?」
モニタの前で、呆然としている卯月の背を叩くが、反応が無い。
ひらひらと、彼女の眼前で手を振る事で意識を戻すことに成功して、凜が「どうしたの」と問いかける。
以下略
9
:
◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/15(土) 22:26:28.95 ID:bjpB9rtg0
しばし、沈黙があったが、一息ついた所で、凜が続きの言葉を言う。
「卯月。特徴が無いって事は、初心者にも扱いやすい、良い機体って事だよ。女の子だって特徴が無い方がいい子の事が多いし」
「それってつまり無個性って事ですよね!?」
以下略
10
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◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/15(土) 22:28:39.20 ID:bjpB9rtg0
店員にその紙を手渡すと、それを一枚コピーを取り、パソコンに一つ一つ記入がされていく。
そして書き込みの終わったカードを、卯月に手渡した。
「今は新人無料キャンペーン中だからカード作成はタダだな」
以下略
11
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◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/15(土) 22:31:01.13 ID:bjpB9rtg0
そこで、店の入り口から声が聞こえて、卯月と凜が振り返ると、そこには一人の少女がいた。
頭頂部に二つのリボンを付けた、可愛らしい女の子だった。
学生服を身にまとい、眼鏡と帽子を取り外した彼女は、一直線にガンダム・ビルドバトラーの受付へ。
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12
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◆bA3jMfAQJs
[saga]
2015/08/15(土) 22:44:39.31 ID:bjpB9rtg0
「ガンダム・ビルドバトラーは、ICカードを用いて記録を残すことが出来る。
逆に言うとカードが無いと遊ぶ事が出来ないから、それを作らないといけない。さっき作ったカードを、筐体端の読み取り口に置いて」
「はい」
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