過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」
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165: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:31:27.79 ID:0QVJ0vEto
結衣「あ、ごめんごめん! なんでもないんだ。じゃあ行こっか」

そう焦ったように……そして、何故かどこか嬉しそうな顔で言うと、由比ヶ浜は遊戯部の扉の前に駆け寄った。

そして、数度ノックをすると(ドォンドォンッ!!!)『ひぃぃぃいいい!!!』『なんだぁぁぁ!?』「おい由比ヶ浜、お前ちょっと下がってろ」「え? あ、ごめん」
以下略



166: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:31:53.57 ID:0QVJ0vEto
八幡「邪魔して悪い。ちょっと話があるんだけど」

結衣「……」ゴゴゴゴゴゴ

相模「ひぃぃ!」
以下略



167: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:32:19.79 ID:0QVJ0vEto
八幡「とりあえずマジで由比ヶ浜には何もさせないし、この馬鹿の言葉には何も耳を貸さなくていい。んで、俺ら奉仕部っつー、要はお悩み相談室なんだけど、材木座が君らともめたっていうから解決に来たんだが……えーっともめたのは、どっち?」

気軽な感じで尋ねると、片方がおずおずと手を挙げた。

秦野「あ、俺です。一年の秦野です。こっちは……」
以下略



168: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:32:50.02 ID:0QVJ0vEto
相模「どうする?」

秦野「んー、どうしようか……ん、あれ」

遊戯部の二人の視線が、こちらに向いた。いや、見ているのは俺じゃない。俺の近くにいる他の奴だ。
以下略



169: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:33:16.57 ID:0QVJ0vEto


   ×  ×  ×


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170: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:33:51.40 ID:0QVJ0vEto
とりあえず雪ノ下には俺がひときしり大富豪のルールを教えた後、ローカルルールの確認に入った。

大富豪においてはローカルルールこそが勝敗を分けるといってもいい。基本ルールに付随してくるローカルルールには多種多様なものがあり、それらを組み合わせることで戦略性は跳ね上がることになる。

八幡「初心者もいるし、代表的なものだけでいいだろ。千葉ローカルでいいか?」
以下略



171: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:34:27.78 ID:0QVJ0vEto
秦野「いいえ。一ターンごとに交代で手札を出してもらいます」

相模「相談するのは禁止です」

……ということは、敵の考えだけでなく、パートナーの思考も読みながらゲームをしなきゃならないのか。案外戦略性があるな……。そうなると、問題はペア選びだが。
以下略



172: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:35:02.83 ID:0QVJ0vEto


   ×  ×  ×


以下略



173: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:35:47.14 ID:0QVJ0vEto
騒いでいた材木座が静まると、その場は沈黙に包まれた。ただ手札からカードを抜きとるシャッと言う音と、場に置くぺちっという音だけがする。

雪乃「私の手番ね」

材木座、秦野と来て、雪ノ下にターンが回る。大富豪は初めてとのことだったが、ルールはあらかた理解したらしい。相変わらずこういった理解力はずば抜けて高い奴だ。
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174: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:36:55.61 ID:0QVJ0vEto
なんてことを思っていると、由比ヶ浜が手札から大量のカードを一気に抜き取って場に出した。階段はマークと数字が揃っていれば何枚でも一気に出せる。

なるほど、これを出すために先ほど雪ノ下は2を出して場を流したというわけか。序盤から勝負に出てきたな。

そうして由比ヶ浜が場に出したカードは全部13枚。おいおい階段にしては随分と多……。
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