過去ログ - アイシャ・ジャクソンの半生記
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37:名無しNIPPER
2015/11/02(月) 02:39:47.88 ID:YlVf3vwU0
ジム「どう思うかね? お嬢様?」

アイシャ「私は…人生は自分の力、自分の意志で切り開くものだと思うわ…」

ジム「そんな精神論だけで勝ち組になれるなら誰も苦労しない…
以下略



38:名無しNIPPER
2015/11/02(月) 02:41:27.57 ID:YlVf3vwU0
アイシャは案内した場所やソコでの出来事、ソコに行った時の感想をジムに話してみた…

ジム「ふふ…なるほど…お嬢様が好きそうな場所ばかり見てきたようだ…
    観光のルートや、キミの観光地案内の様子を聞くだけで分かるよ…」

以下略



39:名無しNIPPER
2015/11/02(月) 02:44:12.96 ID:YlVf3vwU0
アイシャ「私がシンデレラ?」

ジム「シンデレラガールだよ! とっても運がいい! とてつもない強運の持ち主さ!
    ある意味、特別な人間だな!」

以下略



40:名無しNIPPER
2015/11/02(月) 02:46:58.41 ID:YlVf3vwU0
アイシャ「どういうこと!?」

ジム「知らされてもいないのか…まぁ、無理はないな…。
    せっかくいい機会だから、ジャクソン家のことを教えてあげるよ…」

以下略



41:名無しNIPPER
2015/11/02(月) 02:48:27.49 ID:YlVf3vwU0
アイシャ「ラッキー…」

ジム「そう、ラッキーだ、支配者は凡人が出来ないことも出来る…
    僕と結婚すれば何不自由なく暮らせる。
    服だって旅行だって、キミ好みの慈善事業だって思いのままだよ?」
以下略



42:名無しNIPPER
2015/11/02(月) 02:50:17.45 ID:YlVf3vwU0
アイシャ「それで、どう思うわけ?」

ジム「思春期の少女みたいに夢見がち、いや、今時はその辺の女子高生のがキミより損得が分かるだろうな…」

アイシャ「それだけ?」
以下略



43:名無しNIPPER
2015/11/02(月) 02:52:13.48 ID:YlVf3vwU0
アイシャは故郷のことを思い出した…
貧しくてひもじい想いをする家族…職をなくす父親…売春をする母娘…
カラシニコフを持つミナやアニスくらいの子供たち…骨と皮だけのような赤ん坊…

ジム「偽善的な募金をしながら、目の前のホームレスを嘲る偽善者はたくさんいるよな?」
以下略



44:名無しNIPPER
2015/11/02(月) 02:54:37.78 ID:YlVf3vwU0
ジム「新婚旅行はあの客船でドバイにハネムーン、楽しいぞ…?」

アイシャ「・・・・・」

ジム「同じアラブでも、キミのいたアラブとは大違いな場所だ」
以下略



45:名無しNIPPER
2015/11/02(月) 02:56:14.80 ID:YlVf3vwU0
私はミナを連れ帰ることにした…

ミナ「あ、アイシャ、お話は終わったの?」

アイシャ「…うん、遅くなってごめんなさいね」
以下略



46:名無しNIPPER
2015/11/02(月) 02:57:32.43 ID:YlVf3vwU0
―その日の深夜

私はふと目が覚めた。
何か得体の知れない胸騒ぎがするのだ。

以下略



47:名無しNIPPER
2015/11/02(月) 03:02:10.46 ID:YlVf3vwU0
〜ここまでのあらすじ〜

ジムの所から逃げ出したアイシャ。
NYで唯一頼れる場所であるアリのオフィスに向かった。

以下略



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