過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/03(火) 22:54:12.33 ID:heb+2RdAP

 お前たちは恥ずかしくないのか
 自らの希望の代価を、たった一人の少女に押し付けて後ろめたくないのか


 円環の理は、神じゃない


 人間だ


 お前たちの何も変わらぬ、ただの普通の女の子だ


 なぜ、自分たちが罪深い存在だと気付こうとしないのか
 なぜ、自分たちの業と向き合おうとしないのか


 無責任な自己満足の円環を巡り続けることをやめないならば
 全ての魔法少女に教えてやろう


 希望も絶望も、愛の前では塵芥だと



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2:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/03(火) 22:55:41.06 ID:heb+2RdAP





以下略



3:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/03(火) 22:57:50.63 ID:heb+2RdAP



 ギロチンで切り落とされたような、綺麗に割れた半月の夜だった。
 妄想の帳と真実の世界の狭間の丘。
以下略



4:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/03(火) 23:00:10.80 ID:heb+2RdAP


ほむら「だったら?」

さやか「だったら、って・・・!」
以下略



5:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/03(火) 23:01:47.17 ID:heb+2RdAP


ほむら「もちろんそれ相応の犠牲が必要だし、それが出来るのかどうかはあなた達次第だけれど」

杏子「あー、そうかい。素敵なアイディアだね、ついでにその犠牲はアンタがなってくれよ」
以下略



6:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/03(火) 23:03:34.22 ID:heb+2RdAP


 悪魔は今までずっと黙っていた魔法少女に目を向ける。
 最後の魔法少女は、その闇よりも深い視線に怯えながらも、それでも震える我が身を奮い立たせる。

以下略



7:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/03(火) 23:06:18.58 ID:heb+2RdAP


 一瞬の後には戦いが始まっていた。
 お互いに魔法を撒き散らしながらドッグファイトを繰り広げるそれは、戦いというより戦争だったが。

以下略



8:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/03(火) 23:10:33.42 ID:heb+2RdAP

 杏子は焦っていた。

 杏子が立つのは黒い雨の降るゴルゴダの丘。

以下略



9:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/03(火) 23:11:55.88 ID:heb+2RdAP


杏子「っ!!」


以下略



10:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/03(火) 23:13:36.85 ID:heb+2RdAP


 なぎさは動けなかった。

 相手は逆さまでコウモリのように宙吊りに立っている。
以下略



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