7:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 18:48:53.11 ID:Pnjk1jYA0
外に出てしばらく待っていると、凛が戻ってきた。
「凛、そろそろレッスンも始まるから終わりにしたらどうだ?」
「ん、もうそんな時間? それじゃ、もう戻ろうかな」
8:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 19:17:41.78 ID:Pnjk1jYA0
凛がレッスンに出てしばらく経った頃、テレビ局に売り込みに行こうと思い立った。
凛のプロフィールを持ち、服装をしっかり整え、車を出す。
何故そんなことをしようと思ったかは自分でもよく分からないが、朝早く起きたからとはいえあんなに早くプロダクションに来て、ランニングまでしていた凛の姿を見て、いてもたってもいられなくなった。というのが大きいのかもしれない。
9:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 19:41:02.17 ID:Pnjk1jYA0
「いやぁ、それが全然だめなんですよね。あはは」
これがまた失敗で。
「ふうん、君は担当している子が伸びなくても、悔しくないんだ?」
10:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 19:56:49.06 ID:Pnjk1jYA0
「テレビに出してあげたいの?じゃあ出してあげるよ」
頭を下げ、涙を流していた俺には、全く意味が理解できなかった。
「え? テレビにって、凛がですか?」
11:名無しNIPPER[sage]
2015/11/04(水) 20:15:52.72 ID:GgkKeTHMO
期待
12:名無しNIPPER[sage]
2015/11/05(木) 10:48:04.95 ID:KBpC1FEKO
堕ちてもいいのよ?
ここには荒らしこないといいな(切実)
13:名無しNIPPER[saga]
2015/11/05(木) 19:18:34.33 ID:/9pLGy/20
そのあと一時間ほどで話は終わり、局を出た。
「それじゃ、楽しみにしてるよ」
「ありがとうございます! 頑張ります! 今日はありがとうございました、失礼します!」
14:名無しNIPPER[saga]
2015/11/05(木) 19:37:20.89 ID:/9pLGy/20
少し遠回りになってしまったが、1時間とかからずに会社へ戻ってくることが出来た。
「ふふ、凛のやつ、どんな顔するのかな。なんてったって、俺と凛、2人で仕事をしていて初めてメインでテレビに出るんだ。きっと凄く喜ぶだろうな」
先程からそんな独り言が収まらない。
15:名無しNIPPER[saga]
2015/11/05(木) 19:50:28.94 ID:/9pLGy/20
「ただいま戻りました! 凛! 凄いぞ、テレビの仕事を取ってきた……ぞ……?」
そう言って社内に入ったが、そこがただならない空気であることは、一目瞭然だった。
電話の受話器を片手にただただ呆然と立ち尽くしているちひろさん。
16:名無しNIPPER[saga]
2015/11/05(木) 19:52:20.97 ID:/9pLGy/20
あ、ID変わってると思いますが1です。
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