10:名無しNIPPER[saga]
2015/11/17(火) 18:47:49.84 ID:2etQlwiAO
 翌朝目が覚めると、母が横にいた。母はなぜか「あっ…」とほっとした表情になっていた。そこで自分が昨日気を失ったことに気付いた「まあ確かにゲロじゃなかったけど泡ふくとはね」 
  
 とまた冷たい表情。僕は何も言えず俯いた。「私、そんなに重かったんだ?」威圧感のようなものが僕をおし潰し、「…はい」と答えた。失言と思ったが訂正もできず、ただ黙っていた。 
 蹴りが飛んでくるのか、腕が飛んでくるのか、待っていた。…待っていたが何もこない、顔をあげて母をみると 母は、うっとりした表情で「重かったんだ。…良かった♪」と笑った。 
 そんな母の表情に不覚にも可愛らしいと思ってしまった、もちろん、そこからいつもの母の表情に戻り、 僕を蹴飛ばした。 
11:名無しNIPPER[sage]
2015/11/17(火) 18:48:08.17 ID:U0xFaG3dO
 なんだろうデジャブがする 
12:名無しNIPPER[sage]
2015/11/17(火) 18:50:33.94 ID:VmM/g5EvO
 >>11 
 オナラのやつか? 
 どっちにしろ勃起した 
 続きはよ 
13:名無しNIPPER
2015/11/17(火) 18:52:35.65 ID:2etQlwiAO
 それから、僕の、モノとしての生活は始まった。学校だけは行かせてくれたが、学校が終わると地獄だった。 
 母が仕事でいない時は僕が家事をし、母が仕事のない日は僕が母の奴隷であった。 
  
 母の目の前でトイレをさせられた。 
 母の靴下で濾したコーヒーを飲まされた。 
14:名無しNIPPER
2015/11/17(火) 18:53:48.16 ID:2etQlwiAO
 夏休みになり僕が家にこもり、休職期間の母と二人になった今、ここは二人だけの楽園と化した。 
  
 いつの間にか僕は、母からの痛みや苦しみを何よりも求めるようになり恐怖などはなくなっていった。だってもう僕は壊れているのだから。 
  
 だからあとの僕らに足りない最後のピースが見付かるのも時間の問題と言っても良かった。 
15:名無しNIPPER
2015/11/17(火) 18:55:03.68 ID:2etQlwiAO
 母は膝をとじ、腕で抱え込み膝上に頬をつき僕を見下ろした。 
  
 「重い?」 
  
 母のお尻は僕のお腹を押し潰している、「お…重いです」と言うと「ふーん、そっか」と興味のないような口振りで、読書をする。 
16:名無しNIPPER
2015/11/17(火) 18:58:16.23 ID:2etQlwiAO
 ……… 
  
 母が僕のお腹の上に座り、僕が本を読んでいるいつもの寛ぎの光景。だが今回は、僕は挑戦してみることにした 
  
 「トイレ行ってきていいですか?」 
17:名無しNIPPER
2015/11/17(火) 18:59:06.96 ID:2etQlwiAO
 空気が止まったような気がした。 
  
 一気に冷たいものが僕を押し沈めるような感覚がする、威圧感のような、目を開けるのが普通なら怖いだろう、以前の僕なら今、母の顔をみるのが怖かったはずだ。 
  
 だが、今の僕はもう壊れてしまっていた。心がないのだ、恐怖というものは、この母との生活で消えてしまった。 
18:名無しNIPPER
2015/11/17(火) 19:00:00.10 ID:2etQlwiAO
 「もういいよ 変態。同じ空気吸いたくないから」 
 と母は僕のお腹から立ち上がろうとするが、僕は母の足首を思いきり掴んだ。 
  
 「なんのつもり?」 
  
19:名無しNIPPER
2015/11/17(火) 19:00:57.19 ID:2etQlwiAO
 「なに?聞こえない!僕はあなたのパンツでただ[田島「チ○コ破裂するっ!」]をしただけです!」 
  
 僕は母に顔を近づけて叫んだ、母は顔を歪ませ少し怯えているようだった。興奮に押し殺されそうだ。 
  
 「それは、僕にとっては普通だった。思春期だから、女性の下着というものをみると変な気持ちになるんだ。親ならそこは理解して欲しかった!男なんだから俺は!」 
20:名無しNIPPER[saga]
2015/11/17(火) 19:01:38.72 ID:2etQlwiAO
 「これは、別に責めてるわけじゃないんだよ。僕はチャンスと思ったんだ!僕が、いや僕たちが一歩踏み出せるチャンスがきたのだと!」 
  
 母はもうこちらを見ていなかった。両太ももをとじ、片手で股間をスカートの上から押さえている。僕は掴んだ腕は離していない。 
  
 「僕は、そんな母の暴力を受け入れてきた。痛みすらも愛だと思った。 でも何か足りない、このままじゃ母を受け入れているとはとうてい言えない。 
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