過去ログ - エミヤ「今度こそ、誰も泣かずに済むように――」
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1:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/05(金) 00:00:40.40 ID:30MPDN5p0
第五次聖杯戦争をエミヤが戦い抜く話
過去作品で要望のあった改変版なので、一部使いまわしします
過去作読んでて使いまわし部分はいらないという方は>>8ぐらいからどうぞ

作者の過去作品
士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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2:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/05(金) 00:01:04.88 ID:30MPDN5p0
視界がぶれる

頭を揺さぶられる気持ち悪さと同時に背中を地面に叩きつけられた

理解できたのは自分が守護者としてではなく召喚されたこと
以下略



3:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/05(金) 00:01:51.14 ID:30MPDN5p0
自分の契約者、マスターの少女は躊躇いなく令呪を使った

絶対服従等というくだらない命令に令呪を使ったマスターに令呪の説明をしつつ、
自分にかけられた本来効果等一切ないはずの令呪の効果を確認する

以下略



4:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/05(金) 00:02:16.54 ID:30MPDN5p0
「アーチャー?」

少女は怪訝そうな顔で見上げてくる

その顔を見て確信する、自分は彼女と生前知り合いであると――
以下略



5:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/05(金) 00:02:47.82 ID:30MPDN5p0
「それじゃあ暫く貴方の正体は不問にしましょう。それじゃあアーチャー、最初の仕事だけど」

アーチャー「早速か、好戦的だな君は。それで敵はどこだ――」

どうやら自分は彼女に頼ってもらえることが嬉しいらしい
以下略



6:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/05(金) 00:03:14.68 ID:30MPDN5p0
朝九時過ぎになってもマスターの少女は起きてこない

サーヴァントはちゃんとした魔力の提供さえあれば、食事や睡眠を摂る必要はない

それ故に夜通し清掃を続け、自分が召喚された際に崩れた瓦礫を元に戻すだけでなく
以下略



7:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/05(金) 00:03:44.41 ID:30MPDN5p0
「なに笑ってんのよ、それよりアンタ自分の正体を思い出したの?」

アーチャー「いや」

正直に答える
以下略



8:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/05(金) 00:04:17.19 ID:30MPDN5p0
凛「どう?ここなら見通しがいいでしょ、アーチャー」

一日中、日が暮れるまで連れ回され、最後はここらで一番高いビルの屋上に連れてこられた

アーチャー「はあ。将来君と付き合う男に同情するな」
以下略



9:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/05(金) 00:07:49.86 ID:30MPDN5p0
帰り道、急に凛が陰にしゃがみ込み

アーチャー「凛、何を隠れている」

凛「あそこにいるの知り合いなの。今日学校休んだからあんまり顔を会わせたくないの」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/02/05(金) 00:11:10.34 ID:30MPDN5p0
アーチャー「ちょっといいかね」

少女「え…?」

突如目の前に出現した自分に少女は驚きを隠せず、辺りを見回している
以下略



11:名無しNIPPER[sage]
2016/02/05(金) 00:16:41.03 ID:suHZqMrR0
桜殺しても爺が死ななきゃ元の木阿弥だがはてさて


12:名無しNIPPER[saga]
2016/02/05(金) 00:18:20.46 ID:30MPDN5p0
少女「ね、姉さ――」

剣がその少女の頭を切断するという寸前で、体の動きが強制的に止められる

あまりの恐怖に気絶したのか、少女はその場に倒れ込む
以下略



13:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/05(金) 00:19:04.48 ID:30MPDN5p0
今日はここまで


14:名無しNIPPER[sage]
2016/02/05(金) 00:44:00.24 ID:s7IOrL0I0
前スレから来たがやはり期待


15:名無しNIPPER[sage]
2016/02/05(金) 02:27:52.96 ID:tPAtc2UHO
誰も泣かないように戦うエミヤより誰かを泣かせても戦うキリツグの方が面白かった


16:名無しNIPPER[sage]
2016/02/05(金) 20:26:46.17 ID:1I9EwpVDO
おっと、心は硝子だぞ


17:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/07(日) 19:04:35.17 ID:x/v7BcHl0
アーチャー「説明も何も言葉通りの意味だ」

凛「だから何でアンタがそこまで桜を――」

アーチャー「っ、伏せろ凛!!」
以下略



18:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/07(日) 19:46:42.77 ID:x/v7BcHl0
ライダー「私の真名に気づきましたか」

アーチャー「ああ。君はこの娘に自分を重ねているのかね?」

ライダー「……」
以下略



19:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/07(日) 20:07:33.71 ID:x/v7BcHl0
アーチャー「ふ――ならばする事はわかっているな凛」

担ぎ上げていた少女を凛の傍に降ろす

ライダー「な――動けたのですか貴方は」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 20:39:50.75 ID:x/v7BcHl0
凛「取りあえず一旦うちに連れて帰るわ、貴方がつけた傷も治療しなきゃいけないし。でも何で耳なんて斬ったのよ」

アーチャー「地面の血の片づけをする際に確認するといい」

凛「?どういうことよ――これは、桜のイヤリング?」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:12:18.36 ID:x/v7BcHl0
凛「――何ソレ」

桜「……」

桜の口から聞かされた彼女が間桐で受けてきたことに、凛は唖然としている
以下略



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