過去ログ - アンパンマン「ばいきんまんはもういない」
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59:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:32:42.19 ID:Yu37ZZYbO

ぼくはさらに、思っていたことを素直に話した。


「それに、しょくぱんまんとカレーパンマンは、すごく頑張ったよ。
以下略



60:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:34:12.66 ID:Yu37ZZYbO
ぼくたちは、また海の上を飛んでいた。
相変わらず続く同じ景色にため息をつきながら、ホラーマンがぼやく。


「まさか、みんな天使になるとは思いませんでしたね〜。
以下略



61:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:35:10.23 ID:Yu37ZZYbO

「二人って、カレーパンマンとしょくぱんまんのことですか?」

「うん……」

以下略



62:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:36:46.02 ID:Yu37ZZYbO

「お、おい、泣くなよ」

「すいません、なんだか安心してしまって……」

以下略



63:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:37:50.56 ID:Yu37ZZYbO

そして、笑いと涙が収まって、二人は少しだけスッキリした顔になる。


「ありがとな、アンパンマン。ちょっと落ち着いたぜ」
以下略



64:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:40:49.85 ID:Yu37ZZYbO

「アンパンマン、また変なこと考えてますね?」

「えぇっ?」

以下略



65:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:43:39.57 ID:Yu37ZZYbO

ぼくたちはあの真ん丸の雲に向かって、ぐーんと飛び上がった。
近づいていくとやっぱり怪しくて、まるで雲を寄せ集めて固めたみたいに見えた。
そしてぼくたちは問題の雲よりも高く飛び、雲の上を見た。
すると、驚いたことに、雲の上には真っ白なお城が建っていた。
以下略



66:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:44:43.16 ID:Yu37ZZYbO

動いただけで大きな音をたてる扉は、なにか大変なものが出てくる予感をさせる。
中にいるのが本当に巨人だったらどうしよう。
わけを話したら分かってくれるだろうか。
そんなことを考えながら緊張していたぼくは、中に立っていた人の姿を見て驚いた。
以下略



67:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:47:22.15 ID:Yu37ZZYbO
部屋の中には大きなテーブルが置いてあって、真ん中にはレースのテーブルクロスがひかれていた。
ぼくたちはばいきん仙人が座ったそばの椅子に腰かける。
ぼくたちがなにか言う前に、ばいきん仙人が話し出した。


以下略



68:オータ[sage]
2016/08/23(火) 16:48:43.80 ID:Yu37ZZYbO

ぼくは思わず立ち上がったが、ばいきん仙人は表情を変えなかった。
ここまで来たのに、諦めなければいけないなんて、考えられない。
けれど、ぼくではばいきん仙人の質問に答えられないだろう。
立ち上がったものの、どうしたらいいのか分からなくて、ぼくは立ち尽くしていた。
以下略



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