過去ログ - アンパンマン「ばいきんまんはもういない」
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75:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:58:10.06 ID:Yu37ZZYbO

「その水晶玉にはなにが見えましたか?」

「みんなが落ち込んだり怒ったりしていて……まるで世界の終わりみたいだった」

以下略



76:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:59:08.02 ID:Yu37ZZYbO

「そんな……ぼくのことが大好きだったなんて……」

「信じられませんか?パン工場のみんなの姿を見ても、分からないのですか?
悲しんでいたり、怒っていたりしたのは、なせだか本当に分からないんですか?」
以下略



77:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 17:00:46.94 ID:Yu37ZZYbO

「アンパンマン!」


はっと気がつくと、ぼくは木陰に寝かされていた。
以下略



78:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 17:02:16.12 ID:Yu37ZZYbO

ぶつぶつ呟いているメロンパンナちゃんと一緒に、ぼくは天井の穴から、バイキン城へ飛び込んだ。
すると、バイキンメカが白い煙を吹いて、おかしな動きをしている。
床の方では、ホラーマンがあっちにこっちに、意味のない動きをしていた。

以下略



79:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 17:03:28.24 ID:Yu37ZZYbO

やめろー!という叫び声を聞きながら、ぼくはバイキンメカを力一杯殴った。
すると、バイキンメカはさらにバイキン城に穴を開けて、空の彼方へと飛び、星になる。
口を大きく開けて、立ち尽くしていたばいきんまんの方に、ぼくは駆け寄った。

以下略



80:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 17:04:56.13 ID:Yu37ZZYbO

メロンパンナちゃんは、もっと驚いてぼくの頭を触った。
どうやら熱を測っているらしいけど、ぼくに熱はない。
ぼくは近寄ってきたホラーマンに聞いた。

以下略



81:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 17:06:09.08 ID:Yu37ZZYbO

「本当に大丈夫なんだけど、なんでかな?こんなに嬉しいのになんで……」

「アンパンマン……」

以下略



82:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 17:08:04.92 ID:Yu37ZZYbO

おいかけっこがついに終わって、ばいきんまんがメロメロになった後のこと。
ぼくとメロンパンナちゃんはパン工場へ向かって飛んでいた。
空はすでに夕焼けに染まって、雲も赤く輝いている。
そんな空にみとれながら飛んでいると、メロンパンナちゃんが心配そうにぼくに聞いた。
以下略



83:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 17:09:35.08 ID:Yu37ZZYbO

「アンパンマン!ぼくたちも心配だったよー!」

「アンアーン!」

以下略



84:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 17:11:37.38 ID:Yu37ZZYbO

「ごめんなさい……二人を疑って……!
ぼくはこんなに愛されていたのに……全然分かってなかった……!」

「アンパンマン……」
以下略



85:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 17:12:37.62 ID:Yu37ZZYbO

「ち、違うよ?ぼくは病気にはなってないよ」

「じゃあ、なんで倒れたんですか?おかしいですよね」

以下略



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